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《暗闇からの脱出》4年 加藤明星

こんにちは😃
今回noteを担当する4年の加藤明星です。
大学生活ラストnoteなので、最後まで読んでいただけると嬉しいです!


今回のテーマは『4年間で得たもの』です。



ぽんっと頭に浮かんだのは、‘’忍耐力”と‘’仲間”



4年間を振り返ると大学に入学をしてから、苦しいこと、嫌なことばかりでいい時なんてなかった。 



練習のたった2時間が果てしなく長くて、何のために練習をしているのか分からなくなった。



Aチームにいても全然試合に絡めない。
自分の名前のマグネットはいつも3番手。


最初は悔しい感情があった。
現実を受け入れて、必死にアピールをした。
でも、いつの間にか自分がその立ち位置にいることが当たり前になってきて、悔しさを全く感じれなくなった。

「自分なんてどうせ下手だし」
「あの人とはもってるものが違う」
「どうせ頑張ったって何も変わらない」

こんなことを頭の中で呪文のように何度も何度も唱えていた。



3人兄弟の末っ子で兄2人に揉まれて育った私は、負けず嫌いな性格だったはずなのに、同じポジションのライバルや相手チームに負けても悔しくないし、何も感じなくなっていた。



向上心という言葉が好きだった自分が、上を目指すことをしなくなった。
「しなくなった」より、「出来なくなった」が正しいのかもしれない。



初めての感情ですごく戸惑った。
なにもかも分からなくなった。
全部やめてしまいたいとまで思った。
サッカーが自分にとって嫌なことになってしまった。


‘’こんな嫌な気持ちになってまでサッカーをする意味はあるのだろうか”
‘’何のためにサッカーをしているのか”



気持ちの整理がつかないまま、とりあえず毎日グラウンドにいった。
もう、頭の中はぐちゃぐちゃになっていた。




そんな時に私はある仲間の存在に助けられた。
モヤモヤした思いを打ち明けてみると今まで言われたことがない言葉や新しい価値観を見つけさせてくれた。

「今日も練習に来てくれてありがとう」
「一緒のチームで楽しかった」
「あかりと試合に出たい」
「人は人、自分は自分」

こんな言葉をくれた。


どんなに辛くてもこの人と一緒にするサッカーは面白かったし、楽しかった。


助けてくれた仲間のために踏ん張ろうと思えた。
サッカーが面白くなってきた。
やりがいを見つけた。
サッカーを続けることができた。
仲間の存在がなかったら、今の自分はいない。
長く苦しい暗闇から脱出できたような気がした。


逃げ出さずに耐えてきて良かった。
本当に本当にたくさんありがとう🫶






いよいよ最後のインカレ。

どんな立場でもチームのために自分にできることを全力でやる。

今年こそ日本一になる🏆
日本一の景色をみんなで見る🔥

ラストスパート‼︎
全員で駆け抜けよう⚽️💨



インカレまで残りの日数が少なくなっていますが、最後の最後までしっかりと良い準備をします!







最後まで読んでくれてありがとうございました。 
今後も日本体育大学女子サッカー部、日体大SMG横浜の応援よろしくお願いします🙇‍♀️

#4年間で得たもの

⚫️プロフィール
 加藤 明星(かとう あかり)
 ・4年
 ・経歴
  大分トリニータジュニアu12
  →大分トリニータレディース
  →柳ヶ浦高校
  →日本体育大学

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