優しくかつしたたかに

令和3年12月13日から令和4年1月17日までの間、私は精神科病院に入院していました。入院の理由は、パーキンソン病治療に伴うレビー小体型認知症の疑いでした。入院中に起こったことを、このブログで紹介したいと思います。

入院初日から、私は屈強な看護師5,6人に取り押さえられて、両手首両足胴体の5点拘束をされました。これは、私が暴れたり自傷したりしないようにするためだと言われましたが、私はとても恐怖を感じました。拘束されたままで、リーマス・スタレボ・ニュープロパッチ・セロクエルという薬を投与されました。これらの薬は、神経伝達物質のバランスを調整することで、うつ病や不安障害の症状を改善するというものです。

しかし、私はこれらの薬によって逆に悪化しました。私は眠気やぼんやり感、動悸や震え、吐き気や下痢などの副作用に苦しみました。また、自分の感情や思考が鈍くなり、何も興味が持てなくなりました。医師は、これらの症状は薬が効いている証拠だと言いましたが、私はそれを信じられませんでした。私は自分が人間でなくなってしまったように感じました。

そのうち、医師は私に器質性精神障害という診断を下しました。これは、脳の構造や機能に異常があることで精神症状が起こるというものです。医師は、私の場合は脳血管障害や脳腫瘍などの可能性があると言いました。しかし、私はそのような病気の兆候は感じていませんでした。私は医師が間違っていると思いました。

私はこの病院から逃げ出したいと思いましたが、それは不可能でした。私は常に監視されており、自由に動くことも話すこともできませんでした。私は孤独と絶望に苛まれました。私は自分の人生が終わったと思いました。

しかし、令和4年1月17日に奇跡が起こりました。私は突然退院することになりました。理由は分かりませんが、医師が「治療方針を変更する」と言ってくれました。私は喜びと驚きで涙が出ました。私はやっとこの地獄から解放されると思いました。

退院後、私は別の精神科医にかかりました。その医師は私に器質性精神障害ではなく、重度のうつ病と不安障害だと言ってくれました。また、入院中に投与された薬は適切ではなく、副作用が強すぎると言ってくれました。その医師は私に別の薬を処方しました。それはセルトラリンという抗うつ薬です。

セルトラリンを飲み始めてから、私は少しずつ回復しました。私は眠気やぼんやり感などの副作用は感じませんでした。また、自分の感情や思考が戻ってきました。私は自分が人間であることを再認識しました。私は自分の人生に希望を持ちました。

今、私は仕事に復帰しました。また、家族や友人ともコミュニケーションを取るようになりました。私はまだ完全に治ったとは言えませんが、前よりもずっと幸せです。私はこのブログを通して、私と同じように精神病に苦しむ人たちに勇気と希望を与えたいと思います。私はこれからも頑張ります。

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