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長男の名前を書いていて

あと何年、何回、長男の名前を書けるのだろう。

そう思ったら、言葉にできそうで出来ない気持ちが込み上げて涙していました。


子供の名前自体は、まだ下が2歳なのでたくさん書くのでしょう。
でももう長男は5年生で、ノートにも教科書にも自分で名前を書きます。
それが当たり前のように行われていて何も思わなかったこと、もっと丁寧に名前を書いてよとガミガミ言ってしまうこと…
不器用な長男にはガミガミ言わずに名前を自分で書いていることを褒めた方が良かったという後悔。
褒めた後に、この字はもっとこうしたら良いんじゃないかなというアドバイスを出来ない不甲斐なさ。

そんなことをいろんな面で思う度、しっかり育てなきゃと焦燥感に駆られた11年。


焦らなくても大丈夫だよ、と背を撫でて欲しかった。
育児をする上で他人から優しさを求めるのは違うと思い込んでいた20代。
子供を真っ当に育てなきゃ、全部完璧でいなきゃと無理をしていたシングル時代。

長男だから、1人目だから、育つ毎に手探りで先がわからなかったから…

全部言い訳でした。
ただ1人の我が子、一人の人間として接していけばいい。
簡単なようでそれが難しい。

名前を書きながら、まとまらない感情がこぼれてく。


今これを書きながらだって気持ちは纏まっていなくて
駄文を書き連ねてる。


もっと子供と向き合って、優しい母になりたいな。
私が子供時代に欲しかった愛情を、私は子供に向けられているのか不安になったりした次第です。

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