ただ者ではない、ポケットモンスター
平日は、小学生の上の子が宿題を済ませたら、Amazonの動画を見る約束にしている。このところは、ポケモンのアニメを2話ずつ見ている。これについては、姉と弟の希望が一致するのでありがたい。
新作もあるが、1997年の、一番古いシリーズも見ることができる。
その初期作品の、セリフが面白くて驚いている。
たとえば、第2話からいくつか。
カスミ(黒こげになった自転車を指して)「焼き魚みたい」
ムサシ「カスミ? 霞か雲か。ますます訳が分からない」
ニャース「あいつら、只者ではないな」
コジロウ「ただほど高いものはない」
ニール・アームストロングの名言や、わらべ歌をもじったセリフもある。
「夜も暗いが、昼なお暗いトキワの森」というナレーションの一節も気に入った。当たり前のことも、リズムよく言われると不思議におもしろくなる。
ところで、私には、バトルの場面ではポケモンがかわいそうに思われる。必死で戦っている様子を見ていられない。サトシをはじめ人間たちは、後ろでかけ声を発するだけで、かすり傷一つ負わないのに……。
ゲームというものをほとんどしたことがないので、余計な感情移入をしてしまう。