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もう青い春じゃなくて、青い夏でいいよ。アオナツだよ。
■誘い
「公演を観にきませんか?」という誘いをTwitterのDMで頂いた。
しかも演劇を土台としたコント公演らしい。何だそれ気になる。
誘いの主は、永野もあいさんという方。
以前、『でもふり』の感想をブログに書いてくれていた人だ。→良い子のため息/ウインナーおかずに白米でも許される 2018.3.12
実は、この感想を見て以来、永野さんの文章が好きで、こっそりブログを楽しみに読んでいた。更新が滞っていた時に、早く書いてくれー的な事を呟いたら、本人が少し反応してくれたくらいの間柄。特にお会いした事はない。
急な話やな。ただ、基本的には誘いにはノるタイプ。呼ばれれば行くぜ俺は。(呼ばれてホイホイ行ってたまに色々しくじる事もあります)
何よりあの文章を書く人が、コント?気になる!アンビバレンス!(ブログ、面白いので是非読んでみてください!)
■プラトンチーム
グループ名はプラトンチーム!公演名は『セミパブリック』!コントチーム!
プラトンチームは、年に1回活動しているコントグループらしい。
ブログによるとこんなメンバーが集まってるようだ。
私たちのなかで、何者かになれたやつはひとりも居ない。というか気づいたらなんかみんな教師になっている。教師にならなかったやつは、だらだら仕事やってるか、だらだら芝居やってるか、うつ病になっている。
何かこの時点で、エモく香ばしい匂いがプンプンしやがる…。俄然気になる…。何よりこのメンバーがちゃんと集まって、ちゃんと公演をやるっていうんだから、その時点でおっさんの涙腺は緩むんだぜ。
という事で、予定を合わせて高田馬場へ。
■いざ公演へ(くそ暑い)
余裕を持って出てきたが、駅から遠いぜ。そして、なんちゅー夏日だ。梅雨が明けた。暑い。しかし、俺を誘うくらいだからもしかして人がいないんじゃ?(失礼)
ギリギリで到着。え!めっちゃ人いるやん!つか、席なさそうじゃん!通されたら、一番前じゃん!w こんな素人が一番前っていいのかおい…。自分が出るのじゃないのに、何故か緊張するぜ…。
入場時にもらったパンフレット?的なやつに書いてる文章がもうね。いいよね。書き起こしました↓
好きな人が増えるほど、自分のことがわからなくなっていきます。東京に揉まれ社会に揉まれ、ナオト・インティライミが素直に聞けなくなりました。夜更かししてもハイヒールを履いても感じなかった「大人っぽさ」は、コンビニでパックの寿司を手に取るときにいちばん安く手にはいるのだと知りました。人を好きになることって、自分のどこかに無理を強いることです。「ありのままの君でいいよ」とか、クソ喰らえばいい。だって、好きな人といるとき、人は世界でいちばん、自分に嘘をついている。私は、人が嘘をつく瞬間が好きです。
いいよねこれ。いい文章だと思います。
いよいよ幕が上がる。(実際は照明が落ちた)
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■感想
感想は、くそ面白かったよまじで…。
笑いました。笑って何かすっきりしました。
本当に楽しかった。(エアコンも効いてた)
いきなり歌いだしたり、転がったり。ちょいちょい「あーこういうヤツいるわー」っていうのがあって。冷めてるわけじゃなく、どこか温かな目線や愛情がある。それが永野さんの視線なのかな。
何よりすごく近くで、出演者たちが声を張り上げて、動いて、歌って、演じてる事を見れて、あー何かこの人達「生きてるなー」って感動があった。
細かい演目の感想は割愛します。笑えたし面白かったし感動した。それで十分。観た方がいいよとだけ言っておきます。(ざっくり説明するとイメージとしては、NHKで放送している「LIFE」に近いものだそうです)
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個々人のバックボーンは知りません。永野さんのブログから推測してこんな事を言います。
青春が終わって、君たちは次の段階に入ったんだと思うんだけど、どうだろう?
もう子供じゃないけど、大人にもなりきれないんだろ。
なりきらなくてもいいよ。
1年に1回でも、こんなに素晴らしい事を出来るじゃないか。
回数とか関係無いよ。俺はそう思うよ。
ちゃんとここに感動してる人がいるよ。
春が終わったなら、次は夏を楽しめばいいよ。
青い夏を。
死ぬまでやれよ。
観に行くから。
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■曲
OPには、出演者たちが踊りながら「セミパブリック」という曲を歌った。
EDには、アコギを弾きつつ出演者たちが「高田馬場」という曲を歌った。
この2曲が、本当に素晴らしかったよ…。作詞も永野さんみたいよ。
永野もあい天才かよ…!
てか、曲買っちゃったよ俺…。(右下のやつダウンロード版。CD派だけど、CDは無かった。歌詞付き)
今日は、「高田馬場」という曲をずっと聴いていました。こちらも少し歌詞を引用させて下さい。めっちゃいい曲。
手すら繋いだことないのに なぜか肌のにおいを 知ってるような気がする 始発前~
思い出したくないことまで 思い出させる 高田馬場 いつか毎日会えなくなる日が来るまでは 何もしないまま アァ~
いいよこの曲本当。たぶんそのうちどっかで聞けるはず。もし、近々会ったら俺のipodで聴かせます。
という事で、是非永野もあいさん、プラトンチームをチェックしてみて下さいね。来年もきっと公演やると思いますので、よければ一緒に行きましょうよ。ね。楽しいから。
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それではまた。
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