波乱の?ゆるゆり・えいでんコラボ実施中
7月4日から、ゆるゆり(なもり,一迅社刊)とのコラボレーション企画が叡山電車にて始まりました。内容としては、ヘッドマークを掲出したラッピング電車の運行、一部駅へのコラボポスターの掲出、キャラクタースタンディPOPの設置、コラボきっぷの発売です。現時点では11月30日(一部年末)までが予定されています。
叡山電鉄株式会社(えいざんでんてつ、英: Eizan Electric Railway Co., Ltd.)は、京都府京都市左京区の出町柳駅から八瀬・鞍馬への路線を運営する鉄道会社。通称「叡山電車」。略称は「叡電」(えいでん)。本社は京都市左京区山端壱町田町8番地の80(修学院駅に隣接)、本店は京都市左京区山端壱町田町14番地の1。(Wikipediaより)
ゆるゆりって何?という方はローソンで超傑作選がたった500円で販売してますので、何も考えずにとりあえず買っておきましょう。
最近聞こえてこなかったゆるゆりの動きですが、何やら最近活発になってきましたね。4期への布石なのか、それとも。
今回の企画はこの落書きから始まった……みたいです。
まさかの叡山電車コラボでした。こんなご時世にもかかわらず2ヶ月くらいでグッズなりデザインなり準備ができるもんなんですね……。
言及されていた天狗、というのは鞍馬天狗のことですね。京都を描いた作品「有頂天家族」にも登場する天狗です。「有頂天家族」では叡山電車が作中にガッツリ登場しており、数年前には叡山電車とコラボ企画も行われていました。
舞台が富山県高岡のゆるゆり作中に叡山電車は登場していませんが、京都を舞台にした修学旅行の話があるといえばあります(苦しいか)。
叡山電車と言えば運行している観光列車「きらら」にちなんで、まんがタイムきらら系作品と行っているコラボが有名ですね。
叡山電車のターミナルとなる出町柳駅には「NEW GAME!」の主人公・涼風青葉ちゃんのスタンディパネル(かわいい)が設置してあるのは界隈で有名な話です。筆者も出町柳駅を訪れるたびに毎回撮影してしまいます。
デザインは上記の方々が担当されたようです。ゆるゆりの舞台は主に茶道部室……ということで、フォントや模様に和を取り入れたものになっているようです。カタすぎずゆるさのある絶妙なデザインですね。ドア窓のステッカについては流行りのレトロっぽさを取り入れているようです。
車両運行の都合上、ヘッドマーク付き車両が毎日運行しているわけではないので注意が必要です。
コラボが始まったのも束の間、鞍馬線で大雨に伴う土砂崩れが発生し、鞍馬線は市原から先、鞍馬までが不通となりました(市原~二ノ瀬~貴船口~鞍馬)。この件と新型コロナウイルスの感染拡大への配慮により、7月24日に予定していたコラボフェスタは中止となりました。ゆるゆりってつくづく不運に見舞われますよね……。
2020年7月24日(金・祝)に叡山本線八瀬比叡山口駅において「えいでん×ゆるゆりコラボフェスタ」の開催を予定しておりましたが、7月8日(水)の大雨により貴船口駅付近で発生しました土砂災害で、鞍馬線市原駅から鞍馬駅間が運休となり、復旧の見通しが立っていないこと、京都府が独自に設けた新型コロナウイルスに関する基準が、7月14日(火)に「警戒基準」に達し、お客さま・関係者への感染拡大防止・安全確保を最優先とすることを考慮した結果、同フェスタの中止を決定いたしました。
開催を楽しみにしておられたみなさまには、大変申し訳ございませんが、何卒ご理解賜りますようお願いいたします。
(叡山電鉄公式サイトより)
いちゆるゆらー※として八瀬比叡山口駅で大々的に行われたイベントの様子も見てみたかった気持ちもありますが、グッズのオンライン販売により地方の方も広く楽しめるようになったのは、(前向きに捉えれば)良かったのかもしれません。
※ゆるゆりを愛好する人を「ゆるゆらー」と呼ぶか「ゆりゆらー」と呼ぶかは長年議論されてきたが結論は出ていない。個人的な嗜好により「ゆるゆらー」とここでは呼称している。面倒な議論を避けるために界隈では単に「ゆらー」と呼ぶ場合もある。
こういう急な変更もゆるゆり界隈ではよくあることです(達観)。
セット内容…1日乗車券×1種・特別入場券×4種・台紙1枚
発売金額…2,040円
発売数……1,000セット
発売期間…2020年7月24日(金・祝)~12月31日(木)
発売場所…出町柳駅インフォメーション
発売時間…初発~終発 ※2020年7月24日(金・祝)のみ6:00~終発
※その他、2021年3月31日(水)まで、出町柳駅以外にも各種イベントで発売することがございます。
※発売数に限りがございますので、なくなり次第終了します。
有効期間…2021年6月30日(水)までの1回限り有効
その他……シリアルナンバーの指定はできません。
(叡山電鉄公式サイトより)
11月30日までの企画が多い中、コラボきっぷだけは年末まで発売するようですね。1000セットもあるので、比較的余裕はあるとみています。さぁ出町柳駅へ走れ!
ここ数年、キャラクターグッズとしてアクリルスタンドをよく目にするようになりましたね。Twitterでもアクリルスタンドと風景を撮影してる方を見ますし、結構人気が出ているようです。
グッズについてはオンラインショップや京都・秋葉原でも販売されるようになりました。
もともとコラボフェスタの行われる7月24日はゆるゆりの主人公・赤座あかりちゃんの誕生日でした。アニメイト京都ではツイートにあるように大々的に祝われたようです。原作初期には影の薄いキャラとしてイジられていましたが、今となってはバッチリ主役を飾るようになりましたね。感慨深いものです。
ツイートの写真には、ヘッドマーク付きのコラボ車両である叡山電鉄700系デオ720形721号車っぽいパネルもありますね。実車は緑帯の車両ですが、おそらく赤座あかりちゃんの髪色・パーソナルカラーに合わせて赤色にしてくれたのでしょう。芸が細かい……。
出町柳駅では、おそらく八瀬比叡山口駅会場で配布予定だった紙団扇が配布されていたようです。こちらはヘッドマークと同じデザインで、ごらく部1年組である赤座あかり・吉川ちなつコンビと、ごらく部2年組である歳納京子・船見結衣コンビの構成です。自由に取れるようになっていたようですが、もう無くなってしまったんですかね。
こんなに大々的に推していただいて、サブカルに理解のあってノリの良い叡山電車さんには感謝です。
ここまででお察しの通り、筆者はまだ行けてませんので、天候がいい日にちょっくら見てこようと思います。また一乗寺でラーメンも食べたいですし……。
※この記事で紹介する各ツイートについては、Twitterおよびnoteの機能によりURLから間接的に表示しています。