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新千歳空港にある「特殊?」な信号機

道内の方でも道外の方でも大半の方が利用する北海道の空の玄関口新千歳空港です
ここにはある「特殊」な信号機が設置されています

今回は新千歳空港にある特殊な信号機についてまとめていきます

その特殊な信号機とはこちらです↓

新千歳空港にある特殊な信号機

えっこれって普通にLED信号機じゃん?
と思うかもしれませんが…

もっと近くで見て見ましょう!

普通だと庇(フード)が付いているはずなのにLEDの部分だけ覆われているカプセル的なものが付いてますね…
あと黒線がカプセルに繋がってますね…

中をよく見て見ましょう…

ん?なんか3本の線が見えますね…

これはなんだろうと思った人がいると思います!

これは雪が着かないように雪を溶かす電熱線が入っています!
だから黒線があるんですね!

なぜこのようになってしまったんでしょうか?

LED信号機は雪に弱く電球式信号機に比べて発熱量が少ないので電熱線で溶かしています

最近の信号機は薄型化、低コスト化など様々な部分で信号機も進化していて
着雪に対する対策として
信号機を斜めになっていたり…透明なカプセルで覆われている信号機も出てきてます

斜めになっている信号機
(コイト電工製 コイトフラット)
カプセルが付いている信号機
(日本信号 NS薄型3世代)

一昔前はLED信号機が出たばかりの頃は雪の降る北海道や東北の一部に着雪対策の信号機が試験的な設置が行われていました。現在では試験終了後も稼働し続けている信号機もあります
LED信号機も年が経つにつれ技術が進み今のような信号機などが設置されるようになりました!

新千歳空港もその試験的に設置されて今も稼働しています
新千歳空港に来る時は是非見てはいかがでしょうか?


自分のブログは特に信号機のマニアックな情報などよくまとめていますが…
信号機に興味がない人でも少しでも興味を持って頂けたらと思って書きました
今回は誰でも分かりやすい内容にしようとしましたが…いかがでしたでしょうか?

たまには信号機に興味ない方でも面白い信号機ネタをまとめるのも良いかなと個人的に思いました!

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