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宿泊型職業体験〜観光広報プランナー体験レポート

文=滝谷佳代(N高5期・通学コース)
写真=参加した生徒、スタッフの方々

2年半ぶりに開催した宿泊型職業体験!今回は長野県小布施町で観光広報プランナーの体験をしてきました。
私自身、N高3年目にして初体験でしたが、とても楽しむことができたので、今回はその様子をご紹介します!

観光広報プランナーの体験って何をするの?

3日間の体験の概要を説明します。

1日目は長野県小布施町はどのような場所か、魅力は何かなど実際に歩いて感じとっていきます。

2日目はグループ行動がメインでした。グループごとに北斎館、小布施オープンオアシス、小布施牧場、フローラルガーデンなど、小布施の各施設の方々にインタビューをした後は、自由時間を過ごしました。

3日目は小布施町の観光広報プランナーとして「小布施ファン」になるような地域の人の魅力を伝える発信方法を考えて、発表しました。

緊張の1日目

全国から長野県小布施町に14名のN/S高生が集まりました。
スタッフの方々が駅までお迎えにきてくださり、ワークショップ会場(以下WS会場)に移動してから、抗原検査をして陰性を確認したのち自己紹介をし、翌日に行く場所、宿の場所など地図をみながら説明をしてもらいました。

(町の地図を見ている様子)

顔合わせが終わった後にみんなで町歩きをしました。一緒に歩きながら雑談をしていると、緊張が取れていき仲良くなっていきました。
またオンラインで小布施町の説明を聞いていましたが、実際に見るのはとてもワクワクしました!特にオープンガーデン(※1)が近道の役割も果たしつつ、小道でも自然豊かさを感じられるものでワクワクしました。
小布施に住んでいる方の町案内で歩いたため、駐車場の車を止める枠線がきっちりとした分け方をしていないなどの詳しい情報を知ることができ、遠足の様でとても楽しかったです!

※1:個人の庭などを一般の方に公開すること。小布施では下の写真のような看板が置いてある場所は自由に出入りすることができる

(オープンガーデンの看板を見ながら、説明を受けている生徒の様子)

帰ってからは小布施町の素敵だと思った所を話し合ったり、翌日はグループに分かれてインタビューにいく予定だったので、質問内容を考えたりしていました。
夕方だったこともあり、「お腹空いた〜」なんて声が飛び交っていました。(笑)
念願の夕飯は黙食を徹底しながら楽しく食べました。

(1日目の夕ご飯!男子チーム)

夜には小学校の校庭を使わせてもらい花火をしました。風が強く、蝋燭の火も消えながらでしたが、ご近所迷惑にならない程度に花火を楽しみました。

(小学校の校庭で花火をしている様子)

慣れてきた2日目

朝食を食べ、昨日と同じWS会場に移動しました。
最初に今日の気持ちや楽しみにしていることを全員で共有しました!

(今日の気持ちなどを共有している際に写真撮影に応える生徒たち)

2日目はグループ行動が多く、WS会場についてすぐ、私たちのグループ(※2)が取材の時間になってきたので車で移動しました。

※2:グループA~Dまであり、執筆者はグループCに所属

グループCは小布施牧場の木下さんにインタビューをしてきました。
牧場にはジャージー牛がおり、想像より大きくて班員が驚きの声をあげていました。また近くにいてもジャージー牛は何かしてくることもなく、落ち着いている様子でした。
木下さんの言う事を理解して従う様子から、木下さんとジャージー牛の親密さがうかがえました。

(木下さんとジャージー牛)

牛舎も見せてもらうことができ、そこには可愛いジャージー牛の子どもが……!
メンバー全員がメロメロになっていました。

(ジャージー牛の子ども)

また、木下さんからのご厚意でカップアイスも頂きました。とても美味しかったです!
このアイスはネットでも販売されているので、よければ下のリンクからアクセスしてみてください。
小布施牧場商品購入ページ

本当は小布施牧場で取れた牛乳を利用しているお店の「milgreen」にも行きたかったのですが、残念ながら定休日でした。食べたかったです!!牧場に一緒について来てくれたスタッフさんは前乗りで食べてたそうでした。写真を見せてもらい悔しかったので、次に小布施町に訪れる機会があれば、ジェラートを食べたいと思います。

(ご厚意でもらったカップアイス!)

取材が終わった後は、一度WS会場に戻り少し休憩をしてからまた町歩きをしつつ、お昼ご飯を「桜井甘精堂 泉石亭」に食べに行きました。そこにはグループAの姿があり、びっくり!後々話を聞くと全グループが入れ替わりで「桜井甘精堂 泉石亭」でお昼ご飯を食べていたそうです。(笑)
私は、栗おこわを食べたのですがとても美味しかったです!

(桜井甘精堂 泉石亭の栗おこわ)

グループ活動時間が終わり、WS会場に戻って最終日の発表に向けて準備をしていたところ、追加で外に出てもいいと許可がでたため、私たちのグループはフローラルガーデンに行きました。
みんなで自分の誕生日の花占いをみたり、帰りにはすぐ近くにあったスーパーに寄るなど満喫しました〜!

(誕生花と花言葉一覧表)
(フローラルガーデンに咲いていた花)

WS会場に帰った頃には他のグループは出払っており、ワークも終わっていたため、グループCはずっと写真の撮り合いをしたり、きつねやカエルなどを作って手遊びをしていました。(笑)

(手遊び中のグループC)

そして、夕飯を食べに行き、宿に戻ると明日の発表に向けて追い込み作業をしていました。そんな中でも、明日で職業体験が終わるのが寂しいとの声が沢山聞こえてきました!

仲良くなった頃には最終日

すっかり仲良くなった頃には最終日が来ていました。
寂しさを感じながら朝ご飯を食べて、荷物を持ち宿を後にしました。WS会場につくと発表会(※3)に向けて準備をし始めました。
少し焦りを感じながら、なんとか間に合わせました。

※3:発表会ではグループごとにミッションの「小布施ファンになるような発信方法」を発表することになっていた。

(気合いで間に合わせているグループC)

グループAから順に発表をし、一般社団法人小布施まちイノベーションHUBの理事の日髙さんに講評してもらいました。
私たちのグループは発表が始まる時間と同じぐらいに準備を終えたため、練習なしで発表に挑んだので大丈夫かなと心配もありながらやりました。(笑)

(グループA発表の様子)
(グループB発表の様子)
(グループD発表の様子)

また各グループが終わった後には講評もして頂きました。
私たちCグループは発信する方法をインスタを選んだのですが、いい写真だと褒めてもらえました。
ただ納得できていない部分もあったので、後日修正を行って小布施文化観光協会のインスタにもアップしてもらいました!

今回はグループAとグループCの成果物が配信されているのでよければそちらもご覧ください!

グループAの成果物はこちら
https://www.instagram.com/p/CkSgIIyOsop/?utm_source=ig_web_copy_link

グループCの成果物はこちら
https://www.instagram.com/p/CkUajWZJiVq/?utm_source=ig_web_copy_link

(グループC講評時の様子)

発表が終わり、お昼ご飯を食べたあとに閉会式が行われました。
グループごとに担当していたスタッフが職業体験の修了証書を一言ずつ述べて渡していたのですが、別れが寂しくて泣いてしまったスタッフもおり、その様子を見て生徒、別のスタッフがまた笑ってしまうような閉会式でした。

(修了証書を渡してもらっている様子)

荷物を持ち、WS会場から駅に移動をし電車が来るまでの数十分を楽しみました。
笑顔で小布施町から自宅に戻って行きました!

(駅でスタッフたちとの最後の写真)

✳︎

N高に入ってから初めての学校行事でのお泊まり、全国から来た生徒たちとの出会い、今まで行ったことのない小布施町の魅力も知れて、この職業体験に参加できてとてもよかったと心の底から思います。
保護者のみなさまにも今回の職業体験の様子を少しでも感じ取っていただけたら嬉しいです。そして生徒のみなさんにとっては、職業体験参加を決心する一助になれば嬉しいです!

(長野駅まで一緒に電車に乗る生徒たち)


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