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仕事上の人物評価

これまで大企業から中小企業のいろいろな人達と仕事してきました。
仕事をする上で、関連する人達と業務を進めていく中で成果物や日程厳守などを考慮しながら進めていくことになるのですが、今回は関係者の人物評価について記したいと思います。

大部分の人達は、仕事上の関係者(上司、同僚、部下、取引先など)の人物評価など考慮して業務計画などしていないのでは無いでしょうかね?
漠然と『能力高い』『ミスが多い』『期限守れない』『仕事早い』とか思っているくらいですかね。

一人完結の業務なら、自分のスキル次第で成果物を出すことが出来ます。
しかし、会社組織なら関連する人達とチーム活動することになります。
チーム活動における成果物は期限を守って達成するには関連する人の人物の特徴を見極めて仕事を進める必要が出てきます。
目標を狙って成果を上げるには、いわゆる仕事が出来る人なのか?
相性が良いとか、スピード感があるとか、期待に沿ってくれるとか、いかに仕事がやりやすいか、と見極めが必要になります。

初対面だと中々、相手がどのような人物か見極めることが難しいですが、会社内であれば情報収集は出来るかと思います。得られた情報から、メールとか会議の中で確かめていくことが出来ますね。
社外の人物は、メールの文章と期限などで判断、電話のやり取りでも、大方分かってくるかと思います。
その見極め方のポイントを幾つか上げておきます。

ポイント
・貫徹するのか
 最後まで期限を守って必ずやり切るか
 やり切る方法を知っていること
 ※これが一番重要と考えている
・納期/期限と完成度のバランス
 業務内容に合わせた完成と納期をバランスさせられるか
 100点満点になるまで自分一人で行わない
 上司依頼事項なら60点レベルで一度確認してもらう
 幾つかアドバイスなり指示がされるので、できる限りその日中に修正し提示する
 時間が経つと、何らかの指示が新たに発生してくるので注意
・スピード感
 優先順位に合わせて迅速な行動をするのか
 関係者に行ってもらうことの優先順位が高い
 自分の作業は必要時間が読める
・業務の負荷時間が読めるのか
 初めての事は別として、業務負荷時間が読めないとスケジュール管理ができない
・業務の段取りの仕方
 手順や関係者への連携が組み立てられることが必要
 業務の全体把握が出来る
・人の巻き込み方
 関係者を引き込み動かす能力
 説明力が必要
・受け答え方
 日常会話からどのような考えを普段から持っているか見る
・回答内容
 質問の理解とそれに対する回答がどこま深掘りされているか
 意見と理由が言えるか
・自分の考えがあるか
 自分ならどうするか考えがあること
・ミスの再発性
 人間ミスすることがあるが、起こしたことのリカバリーと自分で再発させない取組ができるか
・改善意欲
 どの様にすれば効率よく出来るか常に考え実行しているか
 問題意識がどの程度あるのか
・当事者意識を持っているか
 持っていない人は論外ですが、どの程度の階層の視点を持っているのか
 階層→役職者のレベル 部長? 課長? 係長?
・問題の捉え方
 物事の本質が捉えることができるか
 表面的なことから裏側まで読めるか
・データ分析から見いだせるか
 数字を見て感じることが出来るか
 数字で話が出来ることが最低条件
・語彙があるか
 言葉の使い方、例えがどこまでできるか
 説明の仕方が幾通りか出来る
・学習意欲
 本など読んで知識をインプットして仕事に生かしている
・判断できるか
 自分で判断できるのか
 会議などで上司に聞くと回答する人は基本的に出来ない人
・リスクを負えるか
 グレーゾーンの幅がどの程度持っているか
・自分でどこまで決定判断できるか
 部門代表として自分で決断できるか
・コミュニケーションの仕方
 人に合わせた話し方ができる
 論理的な話し方が出来る
・年上の部下扱い方
 意思確認しながら指示がどこまでできるのか
 一般職年配者とのコミュニケーション力は必要
・フォローの仕方
 依頼した業務を途中で進捗確認しながら進めている
 スケジュール調整しながら進められる
・自分を変化をさせる/するか
 自分自身を変えていける
 自分自身の成長が見えることが必要
・提案事項の説明ができるか
 提案事項を幾つか上げて説明する
・人の行動特性を理解しているか
 人の行動特性を理解している(経済行動学など)
・配慮範囲が広いか
 どの程度の配慮が出来ているのか
・柔軟性があるか
 自分の考えに固執しない。柔軟性が必要
・電話の時間
 電話の時間が長い人は基本ダメ

これ以外にも、人それぞれの経験値で項目があるかと思います。
人物評価の判断基準を持つことで、依頼の仕方や計画の作り方で成果を引き出す行動を自分なりに工夫していくことになります。
人物評価をして、それに合わせた対応の工夫も自分なりに行っていくことになります。例えば、期限を守れない人物は、幾度かのチェックポイント設けるなどの対応をしていくことになります。

まとめ
自分なりの目線で人物評価をしていくと、どの人物と業務をした方が『仕事の進捗が進むのか』、『成果に結び付けやすいか』が分かってきます。
人物の行動特性が分かれば、それに見合った業務の進め方も出来ると思います。
人物の特徴を掴んで仕事を進めることで成果に結びつける。
組織を股がる場合には、上司を使ってとかの工夫も必要になってきます。

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