打てば響く人
これまで大企業から中小企業までのいろいろな人達と仕事してきました。
この人達の中には、手順だけを従順にやっている人と、目的や業務の流れがどうなっているか理解して仕事をしているタイプの人達がいます。
この理解している人達の中に稀に、反応がすこぶる良い人がいます。
別な言い方をすると、『打てば響く人』とも言います。
この打てば響く人の特徴として
・とにかく反応が早い(返答性)
・依頼する時に相手の目的を質問してくる
・どのような回答を欲しいのか幾つか質問してくる
・何時までに、どのような形にしたいのか質問してくる
・自分の業務スケジュールを把握している
・仕事時間の見積もりが出来る
・業務全体を把握している
・まずもって情報が沢山出てくる
・忙しくても協力の姿勢を持っている
・情報を出すと反応してくる
・仕事を依頼すると幾つかの提案を持ってくる
・段取りが上手い
この打てば響く人、相手の望んでいることを察知して幾つかのアイディアを提示したり、相手が分からいことを教えてくれるように行動ができる人になります。上司からすれば、エコヒイキしたくなる存在の人でもありますね。
仕事していて楽しく業務ができるのはやはり、『打てば響く人』ですよね。この仕事、誰かやって! はい!
この問題、誰か分からないかな? はい、それはXXXですね
このように、率先して行動してくれると職場自体の雰囲気も大変良くなります。
この特徴を持っている人を観察していると、探究心が自然と身に付いていて知らないことをどんどん聞いたり、調べたりして行動力が違いますね。
普段の雑談の中からも、いろいろなことを吸収している。
頭の中で、業務の繋がりとか、論理的なことを考えたり全体を見る視点とか普段から行っているようです。
仕事も、余裕を持っているようで(決して暇なことではない)時間配分がコントロールできている。
しかし、見ていると自分から積極的にアピールしないので意外と目立たない。したがって、出世していないことがある。
傍から見ていて、めちゃめちゃもったいない。
まとめ
上司が、この打てば響く者を上手く使いこなせていない場合があるので、そこは注意が必要と思います。いわゆる、便利屋さんと勘違いして仕事をさせている。もしくは、上司の立場を超えられるのを困ると思っているのか。
会社にとっての損失になるので、周りから推薦するような取り組みが必要になります。能力を発揮できる仕事を与えるとか、周りから指名して引き出すような取り組みとか出来ればと思います。