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調査!「化学物質過敏症」

こんにちは!医療ヘルスケア同好会です。
四回目の医療情報記事です~!!
ぜひ見ていってください!(*´ω`*)
※この記事は病気の治癒を保証するものではありません。

記事担当

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今回の記事は一回目も担当しておりましたHiiro_116です!
N/S高等学校の医療ヘルスケア同好会にて
運営をさせていただいております。

記事は私含め3人の運営メンバーで順に投稿しております。
他の記事もぜひ見てくださいね~!

「化学物質過敏症」について

ではまず化学物質過敏症とは何なのか。

さまざまな種類の微量化学物質に反応して苦しむ、
化学物質過敏症(Chemical Sensitivity=CS)
重症になると、仕事や家事が出来ない、学校へ行けない…など、
通常の生活さえ営めなくなる、極めて深刻な“環境病”

特定非営利活動法人(NPO法人)化学物質過敏症支援センター
化学物質過敏症について

環境病、、見慣れない単語です、。

そこで今回は「化学物質過敏症」の問題に取り組む1人のN/S高生にインタビューをしてきました!
詳しくお話をうかがっていこうと思います~!

インタビュー「山本絢心さん」

今回インタビューをしたのは「化学物質過敏症」について活動している
N高等学校1年次山本 絢心(やまもと あやね)さんです。

山本さんのslackアイコン

趣味は読書と絵を描くこと
最近ハマっているのはプロセカと藤井風さん

ーー化学物質過敏症とはいったい何なのでしょうか?

化学物質過敏症について説明するにあたり、知っておいてほしいことが一つ、化学物質過敏症は病気ではないということです。詳しくいうと、誰でもなる可能性があって、化学物質(合成物質)に対するアレルギーのようなもの、ということです。化学物質過敏症というのは、柔軟剤や洗剤などの過剰な香りに含まれる化学物質によって、頭痛や吐き気、めまいなどを引き起こすことを指します。このような症状が生じることを、香害といったりします。
中には、プリントに印刷されているインクの匂いも気になったりだとか、農薬や人工肥料(化学物質)が使われている野菜が食べられないだとか、もっと過敏に反応してしまう方もいます。

ーーなるほど、、すごく勘違いしてました、。
  病気というよりアレルギーという分類になるんですね。

あくまでも持論なんですけどね。
誰でもなる可能性があるのに、病気って言われるのがなんか嫌だな〜と思い、アレルギーという表現にしました。

ーーなるほど、たしかに、、
  そう考えると病気という表現は少し違うかもしれませんね。

ーー化学物質過敏症を知ったきっかけは何ですか?

まず、初めて知ったのは中学1年の時、自分が当事者になったからです。
給食当番で順番に回ってくるエプロンの匂いが気になるようになって、母に相談すると化学物質過敏症だと教えてくれました。

その時に、この動画を見せてもらいました。

ーー私も1,2か月ほど前に流れてきたこの動画を見て
  「化学物質過敏症」を知りました。
  動画内で紹介されていた人はマスクを何重にもしていて
  かなり辛そうだなという印象でした。
  やはり洗剤の匂いが気になるというものは一番なりやすいもの
  なのでしょうか。
  被害として1番出てくるような気がします。

そうだと思います。ある団体の調査で、柔軟剤や洗剤、香水などの匂いで気持ち悪くなったことがある(化学物質過敏症だと認識していなくても)と答えた人が5割を超えていたという記事があるので、やはりそうなのかなと。

ーー現在までの活動について教えてください!

化学物質過敏症について活動をし始めたのは、マイプロを始めてから(今年から)です。
「香害をなくそう」というプロジェクト名で進めていて、visionとしては、化学物質過敏症の人が不自由なく暮らせる社会というのを掲げています。
自分が化学物質過敏症だと言うことで、周りの人に気を遣われたり、逆に気を遣わないといけなかったりするので、それをなくしたいという思いで活動しています。
主な活動としては、ポスターの作成とまだ準備中なんですが、Twitterでの情報発信をしようと考えています。

ーー素敵な取り組みですね。
  ちなみに香害というのは洗剤全般がだめというものなのでしょうか。
  それとも自然の素材でできたものなら大丈夫など
  何かあるのでしょうか。

制汗剤やタバコなどでも気持ち悪くなったりします(私自身も)。
たぶん、人工的な香り、自然には発生しない香り、というのが香害の原因になっているのではないかと。

化学物質過敏症というのは何か特別な反応というわけではなくて、反応は起こって当たり前のような気がしていて。化学物質って本来地球上に存在していなかったもので、自然にとっては異常なものだと思うんです。
つまり、化学物質過敏症の方の反応は(自然に即しているという意味で)正常といえます。柔軟剤などの香りを嗅いで「いい匂いだな」って思ったりとかもしますよね。
何も違和感を感じない方の方が異常なんじゃないかなあと。

ーータバコも、!びっくりです、、。
  症状が出ることはかなり幅広いんですね。
  
  たしかに本来はなかったものを人工的に生み出したものが
  化学物質ですからね。
  反応としては当たり前というか正常なものだとも取れますね。
  感じ方はそれぞれでも、なにかしら普通(自然の香り)とは違うと
  感じていますね。
  そのようなことも含め皆さんの理解と協力しあうことが重要なんだなと
  改めてお話を聞いていて実感しました。

ーー「化学物質過敏症」について全員ができることはあるのでしょうか?

正直に言ってしまうと、できるだけ過剰な香りの柔軟剤を使わないようにしたりだとか、意識してほしいと思うことはたくさんあります。というか、私は症状が軽い方なので、この質問はもっとたくさん症状を持ってる方に聞いた方がいいと思うんですが…。
はじめに香害や化学物質過敏症について詳しく「知る」ということが大切だとは思います。もしかしたら自分がなる可能性もあるということや、化学物質過敏症=柔軟剤の匂いで頭痛くなるだけじゃない、ということを勘違いしている人が少なからずいると思うんです。だから、まずはどういうものなのか知って、勘違いや差別を生まないようにするということが大切なんじゃないかなと思います。

ーー知ることが大事ということはとても共感です。
  このようなすばらしい活動が広まってくれることを願っております。

ーー最後にメッセージをお願いします!

インタビューのお話をいただいた時に、とても素晴らしい活動だなと思いました!ぜひたくさんの方に読んでいただいて、「化学物質過敏症ってなんだろう?調べてみよう」と思ってくれる方がいたらいいな〜と心から思います。
Twitterで情報発信をしようと考えているので、そちらもチェックしていただけると嬉しいです!
今回はありがとうございました!

ーー貴重なお話をありがとうございました。

山本さんからプロジェクトのポスターもいただいております!
ぜひサイトなどチェックしてみてくださいね~!

まとめ

みなさんいかがでしたでしょうか。
化学物質過敏症について知ることができましたでしょうか?
私自身もインタビューをしながらたくさんの学びを得ることができました。
山本さん、本当にありがとうございました。

医療ヘルスケア同好会では
2週に1度のペースでnote記事を掲載していきます!
興味があるという方はぜひ#医療ヘルスケア同好会 へいらしてください~!
(slackチャンネルはN/S高等学校並びにN中等部の生徒と教職員のみ参加可能となっております。)
次回の記事も楽しみにしていてくださいね~!!

引用元サイト一覧

化学物質過敏症について(特定非営利活動法人(NPO法人)化学物質過敏症支援センター)


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