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地球の健康が私たちの健康に?プラネタリーヘルスについて知ろう!

こんにちは!医療ヘルスケア同好会です。
ぜひ見ていってください!
※この記事は病気の治療及び情報の正確性を保証するものではありません

記事担当

今回の記事はmamiです!今回はプラネタリーヘルスをテーマに記事を書きました。N/S高等学校の医療ヘルスケア同好会にて運営をさせていただいております。
他の記事もぜひ見てくださいね~!


はじめに

人生100年時代と言われている中、心身ともに健康で楽しく幸福に長生きすることは多くの人の願いなのではないでしょうか。しかし、病気の予防や治療のみでは健康寿命を延ばすことは難しいかもしれません。なぜなら地球の健康も私たちの健康に深くかかわっているからです。

プラネタリーヘルスとは?

人の健康・ウェルビーイングは、政治的、経済的、社会的システムの中にあり、自然システムとの相互関係の上に成立していることを前提に、人と地球のシステム全体を健康にするという国際的なヘルスケア概念です。
2015年に権威ある医学誌『The Lancet』において発表されてから、国際的なアライアンスPlanetary Health Allianceが発足し、国際的にアカデミアや団体が参画し、世界的な推進が求められています。

https://www.thelancet.com/

人間の行動が地球の健康に与える影響

人間の行動が地球の健康に与える影響としては、下記のカテゴリが考えられます。

  • 水不足

  • 食料システムの変化

  • 都市化

  • 生物多様性の変化

  • 自然災害

  • 気候変動

  • 土地利用の変化

  • 地球規模の汚染

  • 生物地球科学的な流れの変化

こうした地球の健康の悪化は、同時に人間の健康を損なうことにも繋がります。たとえば、非伝染性疾患、感染症、メンタルヘルス、低栄養、内戦と強制退去など、人間の健康に対してもさまざまな悪影響があります。つまり、私たちが地球環境を破壊することは、自分たちの健康を阻害することにもなってきます。

プラネタリーヘルスとSDGS

プラネタリーヘルスに近い取り組みとして、「SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)」が広く知られています。
SDGsでは持続可能な社会を実現するため、地球環境や社会、経済、人権などさまざまな課題にまたがる17の目標を掲げ、2030年までに達成することを目指しています。それぞれの目標を達成するためのターゲットや指標も示されており、問題意識の共有や一人ひとりの行動指針となっています。

2030年までに17の目標を達成することがSDGsの終着点になりますが、プラネタリーヘルスはその状態を後世まで長く続けていくことを重要視しています。また、時には競合もする各目標の関係を明らかにした上で、長く持続していくための仕組みづくりを目標としています。科学的根拠や知識はもちろん重要ですが、プラネタリーヘルスの実現に至る具体的な方法を見出すことを目指しています。

個人でできるプラネタリーヘルス

地球の健康を守ることの大切さは理解できても、個人でどんなことをすればよいのか分からなかったりする人は多いかもしれません。そのため、あくまで自分の身の回りが地球につながっているところに意識を持っていくことが大切です。

・車の代わりに公共交通機関を利用する
・買い物の仕方を見直す
・ごみの分別をしっかり行う
・節水を心がける
・電気の使い方を見直す
などがあります。

身近にある自然やそれがもたらしてくれる恵みに気づき、自分の生活や健康にどのように関わっているのかを一人ひとりが考えることで、自然豊かな社会の実現、地球の健康へとつながっていくと考えられます。

最後に

今回はプラネタリーヘルスについてを記事にしました!
この記事が皆さんの、地球の健康について考えるきっかけになれば何よりです。
それでは、今回の私の記事はここまでにさせて頂こうと思います。

興味があるという方はぜひ#医療ヘルスケア同好会 へいらしてください~!
(slackチャンネルはN/S高等学校並びにN中等部の生徒と教職員のみ
 参加可能となっております。)
次回の記事も楽しみにしていてくださいね~!!

参考元一覧

https://www.japan-who.or.jp/wp-content/uploads/2022/04/220407-whd2022-2.pdf


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