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視覚障がいとは?

こんにちは!医療ヘルスケア同好会です。
11回目の医療情報記事は、記事執筆2回目の あり がお送りいたします。
ぜひご覧くださいませ!
記事は私を含めた4人の運営メンバーで順に投稿しています。宜しければ他の記事も読んでみてくださいね!
今回は『視覚障がい』についての記事となります。
街中で白い杖を使っている方を見かけたことはありませんか?もしもその方が困っていそうなとき、正しく手助けができるでしょうか……?

※この記事は病気の治癒を保証するものではありません。

そもそも視覚障がいって?

視覚障がいとは、視力や視野に障がいがあり、日常生活を送る上で困難さを感じている状態のことをいいます。
具体的には、眼鏡やコンタクトを着用してもある一定レベル以上の視力が出なかったり、視野が狭くなり、段差に気づかずにつまずいたり、人や物にぶつかることがあります。

では皆さんは、視覚障がいと聞いた時、どんな状態の方を想像しますか?
まず思いつくのは視力障がいの中でも、全く目が見えない“全盲”という状態のことかなと思います。また、視力を失っている“盲”の中でも明暗の区別はつく状態、目の前の指の数程度なら分かる状態など、いくつかの段階があります。
更に、“弱視”といわれる状態は、視力が低い以外にも見える範囲が狭い、明るいところでは見えるが暗いところでは見えにくいなどの症状も含まれます。

ですが、上記でお話しした以外にも、視覚障がいにはより色々な種類があります。代表的なものは、
・目の見える範囲(視野)が欠けたり狭くなる“視野障がい”
・見える部分が中心だけになる“求心性視野狭窄”
・周囲はぼんやり見えるが中心が見えない“中心暗転”
・特定の色(赤と緑など)が見にくくなる“色覚障がい”
・光を感じその強さを区別する機能が調節できなくなる“光覚障がい”
などです。

視覚障がいの方のサポート

視力にハンデを持つ方の生活を助けるものとして、代表的なものが3種類あります。

白状

その名の通り、白い杖のことです。
・杖の先で探り、周囲や路面の状態を把握する
・支えとして、安全を確保する
・視覚障がい者であることを知らせる
などの役割があります。

点字

街中でお馴染みの点字ブロックを始め、点字は視覚障がいがある方にとっての大切な情報収集手段です。
点字で書かれた本やエレベーターのボタンなどはもちろん、お酒の缶の蓋部分に“おさけ”と打たれていたり……探してみると、案外身近なところにも使われています。

盲導犬

白や黄色のハーネスを付けた大型犬を見かけたことはあるでしょうか?
それは、視覚障がいの方が安全に街を歩けるように、段差や曲がり角などを知らせる“盲導犬”です。

私たちにできること

白状SOSシグナル

白状を頭上50cmほどに掲げていたら、それは助けを求めるサインです。
(自分の居場所や目的地の方角が分からなくなってしまった 等)
正面から「何かお困りですか?」等と声をかけ、必要に応じて自分の肩やひじなどに手をかけてもらい、ゆっくり誘導(手引き)したり、駅員さんや施設のスタッフさんのところまで案内するなどの支援をお願いします。

まとめ

視覚障がいについて、お分かり頂けましたでしょうか?
この記事が視覚障がいについて知り、気に掛ける一つのきっかけになれば何よりです。

それでは、今回の私の記事はここまでにさせて頂こうと思います。

もしよろしければ、N/S医療ヘルスケア同好会の他の記事もご覧くださいね!

医療ヘルスケア同好会では、2週間に1本のペースで記事を上げていきます。
興味があるN/S高・N中等部の生徒はぜひ#医療ヘルスケア同好会へご参加ください!
それでは、次回の記事もお楽しみに!

参考サイト

視覚障害を知ろう
https://www.moudouken.net/knowledge/shikaku-shogai.php

視覚障害について
http://www.rehab.go.jp/hakodate/explain.php

視覚障がいとは?
https://activo.jp/guides/374

白状SOSシグナル
https://www.city.tottori.lg.jp/www/contents/1472883395278/index.html



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