中日新聞の「社説」と「ニュースを問う」を読んで

1.社説「スーチーさんへの手紙」
 ミャンマーの民主化運動のアウン・サウン/スーチーさんの動静が新聞やTVで見かける頻度が減っているが民主化が進んでいる訳ではないようだ。ミャンマーは軍事クーデターが何度も起きる政情不安定な国ですね。あの国情を考えるとスーチーさんの命を奪う輩がいてもおかしくない。彼女の知名度の高さがそのような暴挙を押しとどめているようだ。ミャンマーは仏教国であり、国王の力は絶大であったが、近年その説が通用しなくなってしまった。「憎まず和解を目指す」と言う考え方に頭が下がりますね。
中国ドラマ「月に咲く花の如し」のストーリーに近いような気がします。ヒロイン周栄(スン・リー)に面影も似ている。
2.ニュースを問う 山崎優日記者
 松本サリン事件30年を契機にマスコミの過熱報道、事実に基づく報道、誤った報道がもたらす被害(えん罪)について報道に携わる者の心構えを切々と記事にしている。松本サリン誤報事件はある意味、警察の犯した事案であると私は考えます。袴田事件のように物的証拠や犯行につながる情報は警察の都合で出したり、隠したりすることが誤った報道につながることを報道関係者は肝に銘じなくてはいけないと思います。私は自分に都合の良い情報程裏を取るようにしています。

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