NHKスペシャル・ジャニー喜多川氏の『明』と『暗』とは?
昨晩のNHKスペシャルは性加害事件で世間の関心が薄れた頃にジャニー喜多川氏と姉(メリー)が戦後の芸能界で勢いを得た背景について、そして性加害事件が起きた経緯について報じていた。報じていたのが性加害事件の片棒を担いだNHKでは隔靴搔痒の感の報道になっている。
そもそも、戦後の芸能界(興行界)は山口組をはじめとする各種の興行師が興行権や芸能人のごたごたを片付ける汚れ役に新しい人脈(ジャニー喜多川)を起用したことにあった。特に欧米系芸能人を招く手段に飢えていた日本芸能界のプロモーターには日本と米国に足掛かりを持つ人物に脚光が浴びたはずです。
欧米でも大物監督やプロデューサーが「配役を求める芸能人にセクシャルハラスメントを繰り返していた」と最近告白し始めた。芸能界に影響力があった喜多川氏の性加害は日常茶飯事だったが、NHKでも見て見ぬふりをするメリットを享受していたはずです。
元フォーリーブの江本俊夫の発言に驚いた
70歳の今でもライブ活動で活躍している江本氏は元ジャニーズの所属で、NHKの記者のインタビューを受けていいた。記者は江本氏に「喜多川氏の明と暗が公になった今、どの様に感じているのでしょうか?」と質問した。江本氏は「明の部分で私は芸能界で活躍でき、感謝している」と言い、「暗の部分について何も言いたくない」と発言した。この発言から芸能界の人々が倫理観を失わないと表舞台に出れないことを示唆している。
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