愛知県の生物多様性活動とは??

COP10で掲げた生物多様性の回復を目指す愛知県の活動は赤点をつけられてしまった。2005年の愛知万博の会場となった海上の森(愛知県瀬戸市)も愛知県民の反対運動で、開発(森林の伐採etc)を縮減しました。愛知万博の会場の跡地利用はジブリ関係のテーマパークとしてよみがえっている。
三河湾の水質汚濁のせいで美味しい浅利が取れなくなったので、中国や朝鮮から稚貝や成長した浅利を輸入して、海岸に撒いているそうです。
知多半島グリーンプロジェクトによって小動物の生息地の再生を図っている。そもそも、知多半島は新美南吉の童話「ごん狐の‥」のように小動物が生息していた。工場立地、発電立地、道路の拡充、宅地開発で小動物が生息できなくしたのは人間ですが、今頃になって小動物の移動用トンネルを造って自慢するのがおかしくてたまりませんね。推進員研修会で安城市の環境改善に取り組むグループの人が「改善が進まない」とボヤいていた。私は「回復に要する年数は壊すのに要した年数分必要です。気長にどうぞ」と慰めてあげました。
知多半島グリーンベルトは海岸を埋め立てて出来た重厚長大企業がまき散らす公害物質を市内に持ち込ませない考えで作られた。要するに公害物質の防護ネットから生物多様性のシンボルのような存在に変わりつつある。が然し、今もって公害物質に悩まされている住民は複雑な想いで一杯です。


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