なごや環境大学受講記
昨日の講義は「感覚公害と化学物質」で講師は名古屋市環境局の川瀬主査でした。
感覚公害とは耳慣れない言葉で講師は「うるさい、におう等感覚的・心理的に不快を感じる公害の総称」と言われた。ある人は「香害」を上げる人もいます。『香害』はある人にとって心地よい匂いであっても、別の人にとっては不快に感じる匂いもあることを示している。
これまでの公害は工場や大規模事業場が排出する物質によって地域住民の健康が損なわれる事をさしていた。代表格として水俣病(メチル水銀による身体障碍)が挙げられる。
化学物質の問題とそてPFOS,PFOAを取り上げたが、やや消化不良の講義でした。私はフッ素のようにある面では私達の生活に便利な元素だが、形を変えると処置に困る面を持っている。ホモサピエンスと胸を張っているが全能者にとってはチリ芥に等しい存在です。原子力も私が子供の頃、マッチ箱(死語)一個のウランで石炭1トンのエネルギーに相当すると教えられた。
しかし、ウランの精製に要するエネルギー量、核分裂を終えた燃え残り(使用済み核燃料)の安全な処分等の難解なに手を焼いている。
受講していた女性が香害に悩まされている実情を切々と訴えていた。香は源氏物語等でほのかに感じられる匂いで心地よいものとして表現されている優雅なものです。確かにコインランドリーの裏側で排気口からする臭いには違和感があります。
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