続・天下のトヨタも世襲制の弊害が!
中日新聞の社説に「トヨタの主導で改革を」と言う見出しで相次ぐ認証不正を正すべしと書いてあった。日本の多くの企業は「コンプライアンスだの、内部統制システムなど、ガバナンス(企業統治」等に取り組んでいます」とCSR報告書に書き連ねています。然し、何かの拍子に「言ってることと、やっていることを違い過ぎる」が表面化することが多すぎるように感じてしまう今日この頃です。昨年末に明らかになったパー券売上金の還流問題についても国のリーダーは素直に非を認めず、責任回避に全力投球している国会議員の多いことか。
豊田章男会長やトヨタに期待する事とは??
日野自動車も豊田自動織機もダイハツ工業も我が国のトップ企業で中小零細企業を指導する団体の幹部に顔を連ねている会社です。ルールを守ってなんぼの世界で、ルール破りとは開いた口が塞がりませんね。
例えば、豊田章男会長の一声で認証不正が一掃されるとなれば、中国共産党の強権指導者と似たり寄ったりですね。稲盛和夫さんやや小倉昌夫さんのように何度も何度も反対勢力に抵抗されても、正攻法で突き進むのが民主主義の世界でしょう。
どんなに立派な人でも高い職位にいて、成功事例が増えると垢が溜まります。そこで後継者を育てて、適当な時期にその席を譲ることで新陳代謝を図るべきでしょう。豊田章男会長が社長になって数年後に、章男会長の息子さんを社長にと言う情報が出た時に後継者に席を譲るタイミングであったと思います。
ホンダのように本田宗一郎社長と藤沢武夫副社長の同時リタイヤはやりすぎかも知れないが。