齋藤兵庫県知事VS兵庫県議会は茶番劇に終わりそう
先日、県知事を100条委員会で吊るしあげ、県議会議員全員が全員で知事の辞職決議案を可決しました。100条委員会でどのような点が法律違反で辞職決議に相当するかは明らかにされていないが、辞職が必要だと言う「空気」によって決議案が可決されたと私の眼には映りました。
56名の県議が党派に関係なく全員が白票(賛成)を投じることも摩訶不思議な現象です。中国の全人代でも反対票や棄権があるので、独裁主義国家の様相が感じられます。
兵庫県民の意思はどこにあるのか?
TVのワイドナショーを視聴していると訳知り顔のコメンティエータや〇〇評論家が無責任な発言をするばかりです。パワハラ、おねだり等、県知事に不利な情報を垂れ流して県民のためになった業績は一切報道しないのはマスコミの責任を回避しているようだ。県民の意識調査をして知事と公平感を逸してはいけない。
県知事も県会議員も共に県民の負託を受けて、県民の幸福実現のために奔走しているはずだが、それを公平に審議する場もない。裁判所に訴える手もあるが裁判所はそれを回避する傾向にある。「寅に翼」のモデルであった三淵嘉子さんのような勇気ある裁判官がいないのが現実の姿でもある。
袴田事件は再審決定を地裁が言い渡した。①味噌タンクに1年以上浸した下着の血痕の色、②供述調書にも検察が改ざんした形跡ありと地裁は断じた。
問題は検察が特別抗告をすると、地裁の判断はゼロになる。
斎藤県知事の勝算は???
前回派の県議が反対に回っても斎藤県知事は3年間の実績をてこに民意を問うらしい。自民党も維新の会も自分達に都合の良い候補者を立てるようでここでも県民はお飾りになりそうですね。
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