二人の信頼を勝ち取りました
東海市の降下ばいじん問題は私の方針と会の方針に大きなズレが生じて来ています。会の代表やその仲間と問題点の捉えどころが異なっており、当然、解決策へのアプローチにズレが生じている。
私は他人の眼から見るとあらぬ方向に向いているかも知れないが、正面突破が無理なら奇手を布石とすることで相手をかく乱させます。その奇手が積み重なると堅固な守りとする高等戦術を使います。
東海市まちづくり委員会の部会長と副部会長が一堂に会して議論する時、私は出席者の怒りを買う発言をして、会議を紛糾させます。会長や副会長や事務局の提案を「ご無理ごもっとも」と受け入れると会議にならず、出席者の意見も出ずに不完全燃焼になります。最後は「A案、B案、C案のどれが良いか決を採ります」と言って、決の多い案を当日の決定事項にします。出席者には発言の機会を与え、多数決で決定する民主的な会議に納めます。副会長が「永井さんは会議を紛糾させるが、最後は何故か収まるね」と感心していました。
鉄鋼新聞に「愛知製鋼㈱が社有地『中新田緑地』で植樹祭を挙行」とあり、そのことを愛知製鋼の社員にメールで伝えました。彼はサスナビリティ推進室の人であり、「愛知県COP10が不調であること、それを挽回する絶好のチャンスだ」と言う私の発言に感激していました。空き地に植樹することは降下ばいじんの改善に寄与することであると暗に伝えました。
もう一人はある活動団体(医療系の)の事務局員で「妊娠中に服用すると四肢に欠陥が生じる催奇性睡眠薬(サリドマイド)はハンセン氏病の治療薬として再評価されていることを伝えました。ネットでその事実を確認した後、「私は医療系の人間であったが知らなかった。医療系でないあなたの博識に脱帽です」と言って来ました。
竹内薫氏の著書「99.9%は仮説 思い込みで判断しないための考え方」光文社新書を読むと機械学習(AI)で新薬などを探り出す手法に違和感を感じます。AIの欠点はその解がどのようにして導かれたかが分からないケースがあるからです。
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