1億2千万人、総政治評論家化で良いのか?
パー券売上代金の還流が噂に留まらず、特捜部の捜査が動き出すと岸田丸(泥船か?)から逃げ出そうとする議員が出ているが。ある番組で「自民党の体質が劣化しており、この様な事態になると若手議員が反乱を起こして船の傾きを修正させた」とある出演者が言っていた。加藤の乱、ハマコーのバリケード立てこもり事件等のことを思い出した。
若手議員と言えどサラリーマン化しており、政界の風見鶏と揶揄された中曽根元総理のように潮の流れを見定めようとしているようだ。その証拠に岸田総理は「反乱なくば、わが身は安泰」とばかりに薄ら笑いをしている。松野前官房長官は不信任案が否決された瞬間口元が緩んだことを突っ込まれた。
派閥の長の動静?
剛腕で有名な二階元幹事長も志師会(死水会?)の引き締めに躍起になっているし、清話会も幹部(5人組)に毒矢が向いているのでへたに動けない。麻生派は「棚から牡丹餅」を期待して様子見に徹している。岸田総理は
自民党と責め立てる勢力は?
これほど大騒動になれば、清廉潔白な党と自負している公明党の山口代表も「チクリ」と皮肉を言い始めた。
選挙に金がかかるので国会議員が甘いエサ(不当な献金など)に食いつかないように法整備をし、国庫での政治活動を支援する制度を作ったが一向に改善されないのは何故か? ことわざに「金と竈の灰はたまればたまるほど、汚い」がある。
政治資金の収支について監査をする仕組みがないことが政治家の責任感醸成に失敗している。総務省も資金規正法に関わる会計簿システムを作ったが、国会議員の数%しか利用していない。「DXだ、DXだ」と騒いでいる河野大臣は会計簿システムを利用しているのか??
資金収支報告書に紙ベースの領収書が添付されており、このことが金の流れの解析に大きな障害となっている。総務省や会計検査院は何故、決められた様式、添付資料のデジタル化を強制しないのか??