なぜかマティスのTV番組が??

昨晩は東テレの「美の巨人」で、今日はETVの「新日曜美術館」でマティスを紹介する番組を視聴した。

美の巨人たちでは


ピカソと双璧とされるマチス(色の魔術師)を紹介していた。南仏のコートダジュールにあるローザンヌ礼拝堂のステンドグラス、その内壁に描かれた線描画(イエスとマリア、聖人)が描かれるに至った経緯が紹介された。
80歳を目前にし、手足も不自由になったマティスがある修道女の依頼で礼拝堂の再建に乗り出す。老いが目立つマティスは消えかけたろうそくの炎を掻き立てて、再建に力を振り絞った。
加えて精神科医の和田秀樹が高齢化が進んでいる時に、新たな分野に挑戦すると前頭葉が活性化し、認知障害が緩和されるとコメントしていた。高齢になったから、ダメだと思い込むと益々老いてしまうと和田氏が言っている。私も70歳を過ぎたあたりから、先は見えたし新しいことに後ろ向きになってしまったように感じている。
マチスは手足が衰え、以前のように絵筆を自由自在にふるえなくなっていたので切り紙に活路を見出したようです。礼拝堂のステンドグラスは窓枠の形状、そこにはめ込む色ガラスの組合せをフィルムを切り、重ねることで見出したようです。試行錯誤の結果、黄色、青色、群青色の三色の組合せたら、ほのかに淡い赤い色が浮かび上がった。そのステンドグラスの色会いが素晴らしいのは特定の日であることも。

新日曜美術館では

マチスの絵の描き方について講釈が多くて、面白くなかった。



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