日本製鉄㈱の労働組合も掟破りを!

昨日のニュースで日本製鉄㈱労働組合が大手鉄鋼会社の横並び賃上げ要求(3万円)を無視して、4万円の賃上げ要求をした模様です
これまでは大手鉄鋼会社は御用組合との談合で賃上げを決めていたが2024年度の要求は横並びを放棄したようです。
呉製鉄所の完全閉鎖、高炉を始めとする生産設備の大リストラを断行し、昨年度実績で8000億円の利益確保、今年度も8000億円の利益を確保できる見通しになったので横並び要求を放棄した。
この方針返還は橋本社長がトヨタに対して供給制限をちらつかせて鋼材の値上げを飲ませる荒業を見習ったのでしょう。また、鉄鋼業の人手不足も厳しくて賃上げで対処せよ。名古屋製鉄所の協力企業は連合で社員を採用するチラシを新聞広告をしています。さすれば、岸田総理のあやふやな経済対策のバックアップになると。
今回の賃上げ幅は第一次石油危機直後の狂乱物価対策以来のレベルです。
当時、日本の各企業は持ち家制度を推進しており、狂乱物価が建物の価格暴騰を招き、社員も迷惑を被っていた。

と言ってもカーボンニュートラルを実現するためには20兆円規模の設備投資が控えているが。



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