科学技術の進化の功罪(1)
科学技術の進化の功罪について徒然なるままに書いてみよう。
最初はSNSによる誹謗中傷、フェイク情報の垂れ流しによって自死をする人が増えていることについて。
米国ではSNS運営企業のトップが議会の聴聞会に呼び出されて、委員長から「あなた方の手が血に染まっている。そのような会社を経営しているといる意識がありますか?」と痛烈な質問を投げかけられた。ザッカーバーグ氏は聴聞会を傍聴していた被害者の家族に形だけの謝罪をしました。SNSの運営会社の経営者は一様に「できる限りの対策はとっている」と苦しい返事をしていた。20年前だったと記憶しているが、友人が「永井、世の中に暇人がいるのだな。毎日、100通を超えるメールを書いて、俺に送って来るんだよ」と言っていた。友人に「迷惑―メールの100通は機械がやっているのだ。暇人はいないよ」と教えました。
インターネットが当たり前の時代で、SNSが普及すると誰でも情報発信者になれる。世の奥さん方の井戸端会議で済めばよいが、SNSであれば情報は「人のうわさも75日」にならないのが困る。「良いね!!」「シェアする」の押せば、伝染病の如く感染が広がっていく。
いい加減な情報発信の世相はどこから??
ロッキード疑惑で小佐野氏が「記憶にございません」と繰り返し、10憶円の裏金を「ピーナッツ」と惚けた発言をした大企業経営者の姿がTVで垂れ流しされた。田中角栄氏は逮捕されるも微罪で済み、その後「目白の闇将軍」として政財界を思うがままに操った頃から、国民は真面目に働く意欲を失ってしまったようです。昨日の中日新聞の社説に厚生省が国民が安心できる住宅政策を検討するも建設省はそれを阻止したので、国民は貧弱な住宅しか手にすることが出来ていない。建設省を裏から操ったのは田中角栄氏です。
安倍元総理の負の遺産が
安倍総理が官僚の人事権を握り、臭い物に蓋をするや都合の悪いことはもみ消せることを政官産学に浸透させた。パー券売上金の還流問題についても「脱税容疑で立件することははなから諦めている」のが見え見えです。