特定行為研修って結局どうなの?
初めましてこんにちは。
私は地方大学病院に勤務する5年目ナースです。
現在は手術室に勤務しています。
さて、今回は「特定行為研修」について考えてみたいと思います。
皆さんの周りには研修受けられた方はいるでしょうか?
おそらくまだあまりいないのではないでしょうか?
厚生労働省の資料によると、令和3年8月の時点で修了された方は4393名だそう。
全国的にみてもまだまだ少数派だと言えますよね。
特定行為ってそもそも何?
つまり、今まで医師が行うものとされてきた処置が、手順書を元に看護師の判断で実施できることになるという、看護師のスキル拡大の意味があるんですね。
血ガス取ったり、呼吸器設定を変更できたり、脱水に対する輸液を行えたり。。。
一番近くで患者をみている看護師だからこと素早い対応が求められることが多いので、実際できる処置が増えることは患者にとってもメリットが大きいですね。
発端は医師不足を補うためにこのような制度ができたそうですが、より専門的な知識に基づいて患者をみることができるという点では、看護師の能力向上においても非常に有用な研修だと思います。
特定行為研修、受けようか迷っている
そんな特定行為研修ですが、自分受けようか迷ってます。
自部署の先輩が自部署で行っている「周術期麻酔管理領域パッケージ」という研修を終了しまして、その姿を間近でみていました。それがきっかけです。
自分自身結婚していて、これから家や子供などプライベートに割く時間が増えていくことが予想できるので、今自由な時間が使える時に受講した方がいいのかなというのも理由の一つです。
ただ、実際受講される方の多くはある程度経験年数がある主任クラスの方が多い印象があり、まだ自分が受講するのは早いのかな、、、とも思います。
いろいろ理由をつけ始めたらキリがありませんが、まだ何にもわからない今だからこそ挑戦して学ぶ意義はあるのかなとも思います。
とにかく悩ましい笑
研修内容は?
研修自体は正直すごく大変そうです。
履修項目は共通項目と区分別科目に分かれています。
共通項目については、e-lerningでの講義が250時間!
そして、区分別科目については履修するパッケージにもよりますが、周術期麻酔管理パッケージの場合88時間の講義があります。
そして、区分別科目ごとに5症例以上の実習が課されており、それぞれレポート提出が求められるようです。
費用は?
研修施設によって異なるとは思いますが、私の属する施設の場合、
入学金5万円、パッケージ研修受講料が70万円弱でした。
決して安くはないですが、大学院での学習ができることを考えると相応な価格なのかなぁと思います。大学によっては、受講料を負担してくれる場合もあるようなので、補助の有無や条件を確認しておくといいと思います。
結局どうするの?
まだ受講するかは迷っているのですが、いろいろ調べてみて自分自身に合っているのか見極めた上で今後の方針を決めていきたいと思っています。
今後、このNOTEで報告できたらいいなぁと思っているので、もし興味がある方はご期待ください。
また、同じように迷っている方がいましたらコメントください。
励みになります。
ここまで読んでいただいてありがとうございました!!
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