第1019号【じじいのひとり言】《リスケ》2024.7.28.

毎日雨だ。

先週の秋田県美郷町は毎日雨模様、特に25日には大雨が降り、美郷町にも避難所設置、避難指示が出されるところもありました。美郷町は地理的優位性もあり、今回も大きな災害発生はなかったようなのです。このご時世、大雨による土砂災害、河川の氾濫などにより、生活や仕事、農作物には甚大な影響、また死者や行方不明者も出ており胸が痛みます。毎年この時期、日本列島は連日酷暑や大雨落雷と、天候の急変が当たり前のようになってきており、自然災害に対して人間が無力であることを感じてしまいます。そして改めて、自然災害への備えの重要性を痛感します。

天候急変は、多くの屋外イベントを計画している主催者にとっても悩みの種となります。この時代、熱中症を含め天候の急変、自然災害は人命にも関わる問題です。特にリスク管理が求められ、避難場所の確認や急な天候変化に備えた対応策が必要です。お客様の安全を確保するために避難場所など、お客様やスタッフに周知することも重要で、スタッフの役割分担を明確にしながら、緊急事態に対応できるようシミュレーションも行い、緊急事態に備えリスケの対応力を備えておくことが必要でしょう。

先週、今年4回目のリスケを経験しました。リスケとは、既に決まっているスケジュールや計画を見直して、新たに調整し直すことを指します。ビジネスやプロジェクトの進行において、予期せぬ事態や優先順位の変更などが原因でリスケが必要になることもあります。リスケを成功させるためには、まず現状の把握が必要で、現在のスケジュールや進行状況を確認し、どの部分が変更を要するのかを明確にし、関係者全員で共通の認識を持つことが大切です。

リスケは一時的な対処法ではなく、計画の柔軟性を保つためにも重要なプロセスです。適切にリスケを実行することで、変動する状況に対応し、最終的な目標を達成するための効果的な手段となります。また、リスケはコミュニケーションにおける感情コントロールのトレーニングの場にもなり、対応力を磨く良い機会でもあります。そして、人生は日々リスケだらけ、人生は自分の思う通りにはならないものだと思って生きた方が楽なのかもしれません。

さあ8月も目の前です。頑張りますか・・・

◇感情に、リスケ受入れ安定感。

◇自転車が、雨降り多く走れない。