第971号【のぶさんのひとり言】《やばい自負心》2022.8.27.
秋田県美郷町は晴天、静かな日曜日の朝をむかえています。昨夜は天候にも恵まれ、無事第95回大曲花火競技大会も終わったみたいです。例年ですと私もお客様の花火ご接待で、右足の都合上会場には行かないものの、2次会からは参加しておりました。しかし今年からは世代交代、若い皆さんにお願いをして、BSテレビでこの大曲花火競技大会を見ておりました。例年この大曲花火競技大会が終わると夏も終わり、そして秋田は秋の気配を感じるところですが、今年の長期天気予報では、9月、10月も厳しい暑さが残るとの事、これではきっと秋も短いのでしょう。
自己受容とは、ありのままの自分を自分自身が理解し認める事、ありのままの自分を受け入れる感覚です。自己肯定感とは、ありのままの自分を肯定し、自分の価値や存在を肯定する感覚です。人が成長する過程で、自己受容、自己肯定感を感じる事はとても大事な事ですが、その感覚を身に付ける為には、しっかり自己受容、自己肯定感の意識付け、そして習慣化する事です。また人の上に立つ人、組織のリーダーになる人達は、この自己受容、自己肯定感をしっかり自分の中で感じているのも事実です。
しかし・・・
自己受容、自己肯定感を持っている人は。厄介な自負心も強くなってきます。自負心とは、自分自身に対する自信や誇りを意味する言葉で、自分の能力や成果に対して高い評価を持ち、他人と比較して自分を高く評価する心の状態を指します。しかし自負心が過度に強いと、他人や部下を軽視したり、自分の意見や能力を過大評価する事があり、若い世代の人材育成や、周囲の人々との協力やコミュニケーションを妨げる可能性につながります。お世話になってきた大事な組織の持続性を優先するなら、自分自身の中の自負心が強くなってきた時期が世代交代と考え、60歳での世代交代をした理由の一つなのです。
「自負心が強くなると傾聴力が低下をする」ある意味しょうがない事ではありますが、歳を重ね自負心が強くなると、傾聴力が低下すると言う事を意識しなくてはいけませんね。そんなところにも組織改革の遅れ、閉塞感がでているのでしょう。頑張れニッポン!
◇偉い人、自負心強い要注意。
◇先人の、功績忘れやり放題。
◇改革も、原点忘れ改悪に。