第936号【のぶさんのひとり言】《右往左往》2022.12.25.
《右往左往》2022.12.25.
いつものことながら今年も早い一年で最後の日曜日となりました。次の日曜日は新年あけましておめでとうございますと言う事になります。今年一年を振り返り、世界は分断との戦いの繰り返し、そんな社会の閉塞感を感じるところです。あたらためて人間と言う動物の愚かさも感じてしまいますが、所詮人間は言語を持つだけの動物、分断社会も歴史的には何度も繰り返されている事実もあり、分断社会と言うキーワードはこれからも続いて行くのでしょう。
そんな面倒でもある分断社会ですが、日本ではサッカーワールドカップカタール大会日本代表ベスト16の感動、米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手2桁勝利2桁本塁打、ヤクルト村上宗隆選手56号本塁打三冠王史上最年少の22歳の活躍、多くの若いアスリートの活躍に感動が蘇ります。分断社会、暗い世相の中にも若い世代の人材、能力には明るいニュースが多かった一年でもありました。
私的には長年勤めた会社を退職し早1年、順調にセミリタイヤ、セカンドライフも動き始め、周りの皆様に感謝の1年でもありました。そんな中今年9月に秋田県秋田市にあきた芸術劇場ミルハスがグランドオープンし、有名アーティストの公演、イベントが多く開かれております。私も2回程ミルハスでのコンサートに行ってきましたが、今年一番何が印象に残っているかと聞かれれば、11月5日このミルハスで行われた、南こうせつ・森山良子・海援隊のスペシャルコンサートだったのかなと思います。
オープンニングでの南こうせつさん、森山良子さん、海援隊さんの「あの素晴らしい愛をもう一度」で始まり、若き日の時代に一気にタイムスリップ目頭が熱くなり、南こうせつさんのかぐや姫時代の歌、海援隊さん3年B組金八先生時代の歌、森山良子さんの涙そうそう、さとうきび畑などの歌で感じる感動。あまり過去など思い出さない、あの日に帰りたいとか思わないタイプの私でも、大袈裟ですがこの一瞬だけは生きていて良かったと感じてしまいました。
コロナ感染症で右往左往、ウクライナ戦争物価高騰で右往左往の1年でしたが、そんな時代でも何か一瞬楽しい事を探せばあるもので、その一瞬の感動喜びが、連続する面倒な出来事を乗越えさせてくれるエネルギーに変わり、また来年も頑張りますかと考えています。秋田県美郷町いつもの様に穏やかな日曜日の朝、いつもの定位置で今年最後のひとり言、今年一年大変お世話になりました、来年も宜しくお願いします。
◇この一年、感謝の気持ち年送る。
◇この一年、考え方も変わりだす。
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