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第1027号【じじいのひとり言】《上等な人間》2022.9.15.

「上等な人間」という言葉があります。その意味として、次のような点が挙げられます。道徳的な誠実さです。正直で他者に対して誠実であり、嘘をついたり、自己中心的に行動しないことを大切にします。次に、共感と思いやり。他者の立場に立って考え、困っている人や弱者をサポートする心を持つことを重視します。また、自己制御と責任感も重要です。自分の行動に責任を持ち、感情をコントロールし、自分の選択や結果に責任を持つ姿勢を大切にします。

さらに、謙虚さも上等な人間の特徴です。自分を過度に誇示せず、他者を尊重し、学び続ける意欲を持つことを大事にします。また、寛容さも欠かせません。他者の意見や価値観に対して心を開き、違いを受け入れる広い心を持つことを旨とします。最後に、知性と教養です。物事を深く考える力や、多様な知識を持ち、それを社会や他者に貢献するために活用する意識を持つことが求められます。

このように、「上等な人間」とは多様な徳性を備え、他者から信頼され、尊敬される存在を指します。最近では、この「上等な人間」という言葉をあまり耳にしなくなりました。私にはとても縁遠いい言葉ですが(笑)・・・

秋田県美郷町日曜日の朝、いつもの定位置でアイスコーヒーを飲みながら、ひとり言配信の準備をしています。東京生まれ埼玉育ちの私も、秋田での暮らしも39年が過ぎました。9月に入り、朝夕はめっきり涼しく、昼間はほどよい暑さを感じる過ごしやすい季節です。早朝のマウンテンバイクで見る風景には、稲刈りを待つ黄金色の田んぼが広がっています。これから一、二週間で稲刈りの最盛期を迎え、農家の皆さんも忙しくなる季節です。今年も我が家の栗やブルーベリーも豊作で、何とか熊さんに見つからず守られています。黄金色の田んぼ、稲刈り、栗にブルーベリーと、しっかり秋を感じています。#田舎暮らそう

そんな中、巷では依然としてコメ不足が社会問題となっており、コメ売り場にコメが並ぶと行列ができるほどだとニュースでも報じられています。しかし、ここ秋田で暮らす私にはその実感がなく、夏野菜などもたくさん頂く機会もあり、改めて秋田の田舎暮らしの豊かさを感じています。#田舎暮らそう

そして巷では、金と政治に対する反省がないまま、次期国のリーダー選びが連日話題となっています。しかし、国の成長を壊してきた組織が成長を再び推進することは難しく、過去の政策に対する反省や責任が取られない限り、新しい国づくり、国の経営は困難です。これは経営組織にも当てはまります。成長できない組織には、倫理観や道徳心を持たない人が集まりがちで、そのような経営組織の再建は難しいものです。多くの場合、外部からの新たな視点やリーダーシップが必要となり、これは国づくりや国の経営にも同様に当てはまるでしょう。

次期国のリーダーには、せめてあまり聞かれなくなった「上等な人間」であってほしいと願っています。

◇下等な人、選ぶ人にも責任が。

◇仕事とは、心で動く生産性。

さあ今週も頑張りますか・・・

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