第1017号【じじいのひとり言】第1017号【じじいのひとり言】《先読み》2024.7.14.

秋田県美郷町、先週は火曜日と水曜日と大雨になり、避難所の設置などもありましたが、幸いなことに大きな被害は出ていないようです。巷ではここにきてコロナ感染者が増えているそうで、免疫力を高めながら体調管理に気をつけましょう。

一か月後のことを考えていましたら、もうお盆がきます。毎日が休みのような私にとって、特にお盆休みが楽しみと言う訳ではなく、ご先祖様に思いを寄せ、お墓参りをした後の家族親戚でいただく食事が楽しみぐらいです。そして今年の私はリスケのバイオリズムに入っているようで、その都度感情が乱れることは良いことではないというトレーニングもできていますので、特に問題はありません。そこで大事なことは先読みをする技術を身につける事が大事となります。

戦略や計画における先読みとは、物事の展開を予測して、先んじて行動を取ることを指します。ビジネスやスポーツなどの分野では、相手の動きを予測して事前に対策を講じることが求められる場面で使われます。技術やプログラムにおける先読みとは、コンピュータサイエンスやプログラミングにおいて、特定のデータやプロセスを予測して先に読み込むことを指し、これにより処理速度の向上や効率化を図ることができます。読書や学習における先読みとは、本や教材を読む際に次に出てくる内容を予測しながら読むことを指し、これにより、内容の理解が深まり、記憶にも残りやすくなるとされています。

コミュニケーションにおいても先読みはとても大事な技術です。相手の言動や表情から、次に話しそうなことや反応を予測し、それに対する適切な返答を考えることで、スムーズな会話の進行や誤解の防止が可能になり、これが会話の先読みです。相手の感情を読み取って、その感情に寄り添った対応をすることも重要で、相手がストレスを感じている場合は、話を聞いてあげたり、励ましの言葉をかけたりすることが感情の先読みです。相手が何を望んでいるかを先読みし、その期待に応えるように行動することも大切で、相手が言い出す前に手助けを申し出ることが感情の先読みとなります。人間関係における摩擦やトラブルを未然に防ぐためには、相手の反応を予測し、事前に対策を講じることが必要で、相手の意見を尊重しつつ、自分の意見を柔軟に伝える工夫をすることがトラブルの先読みになります。さらに、相手の立場や気持ちを考え、共感を示しながらコミュニケーションを取ることで信頼関係が築かれやすくなり、これが共感と配慮の先読みとなります。

先読みとは、安全安心の生活を進めるための大切な技術です。今週は少し先読みを意識してみましょう。

◇先読みだ、リスクの回避大事です。

◇先読みが、できない人がすく傍に。