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第1016号【じじいのひとり言】《潤滑油》2024.7.7.

今日は東京都知事選挙の投票日ですが、秋田県美郷町に住む私には縁遠い話です。しかし、東京が変われば日本も変わるかもしれないと考えると、興味も湧いてきます。願わくは、過去の延長線上のイデオロギーではなく、金亡者ではなく、未来志向の新しい政治の風を吹かせる方が当選することを願っています。

先週は各地で猛暑日が続き、37℃、38℃と災害級の危険な暑さが続いていました。秋田県美郷町では梅雨空や雨の日もあり、曇りの日は26℃、27℃程度、少し30℃を超える日もありましたが、比較的過ごしやすい一週間でした。暑さが苦手な私にとって、現在の気温は快適です。そして、仕事の後に仲間と飲む生ビールがとても美味しい季節で、飲み過ぎた翌日の朝はひたすら自転車をこぐ生活になっています。

この季節は虫よけや風通しの確保のために、網戸の役割はとても重要です。特に人の出入りが多い場所の網戸は、1日に何度も開けたり閉めたりするため、次第に動きが悪くなります。そのため、網戸の下についている戸車に時々潤滑油を吹き付けると、動きが軽くなり開け閉めが楽になります。網戸の戸車にとって時々吹き付ける潤滑油は非常に重要なパートナーなのでしょう。

さて、私にとっての生活の潤滑油は何かと考えれば、仕事、家族、生活費、貯金、食事、お酒、友人などいろいろありますが、冷静に分析すると私の潤滑油は、金銭的・物欲的なものではなく、それらの納得度を高めるための基礎となるのが人間関係だと思います。良質な人間関係こそ豊かな人生の姿でもあり、そのためのコミュニケーション能力が重要となります。まさに、コミュニケーションこそが人間社会の潤滑油であり、信頼、共感、ユーモア、適応力などを高めることで、人間関係や社会生活がより円滑に動き、かつ豊かになることも期待でき、コミュニケーションは私にとっても大事な潤滑油なのです。

網戸の戸車に潤滑油を吹き付けていたら、コミュニケーションの大事さにつながってしまいました(笑)。

◇コミュ力は、社会をつくる潤滑油。

◇友と飲む、乾杯ビールで語り合う。

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