「大学受験は親の情報戦!」と言われたけれど。。。
こちらの記事でネタにさせてもらった長男。
彼のことでまたもやモヤモヤにぶち当たっているので吐き出させてもらいたい。
大学受験は親の情報戦
というのを小耳に挟んだ。
今はみんなスマホを持っているとは言え、子供だけで集められる情報には限度があるから、親が積極的に情報を集めたり動いたりしないといけない場面が出てくるということだ。
例えば国公立のオープンキャンパスに行こうと思ったら、人気のところはネット申し込みのスタートと同時に申し込みしないと埋まってしまったりもするらしい。日程を調べて待機する必要がある。
また、私が住んでいる愛媛県では、大学入学共通テストは松山市にある「愛媛大学」か「松山大学」が会場となる。そのため、同じ県内でも住む場所によってはホテルで前泊して臨む。良いホテルは早くに予約が埋まる。
これらはちょっとアンテナ貼ったら入ってきた情報だけど、他にも知っておかないとマズいことがいろいろあるのだろう。こういう情報を早めに得ているのといないのとでは、先行きが変わってきそうなのもうなずける。
一応、大学進学希望です
進路希望調査で、一応、「大学進学を希望する」と書いていた。頭は完璧に理系人間なので、学部は「理学部」に。でも、本人の中ではまだなーんにも決まっていないようだ。
大学に行ってどんな勉強したいかも、その先どんなことを仕事にしたいかも、そもそも大学に行きたいかどうか自体も、まだなにも「わからない」そうだ。
その気持ちもよくわかる。私も高校一年生のころはまだなにもわからなかった。どころか、大学受験する時にも「何をしたいか」はわからないまま、とりあえず「大学に行く」ことを目指して勉強に取り組んでいた。
それでも「大学に行く」こと自体は決めていたので対策はできた。
ただ長男の場合は本当になにも決まっていない。
でもね、もし「大学に進学したい」となったとき、それまで何もしていなかったら手遅れになるってこともあるんじゃない??少しでも行く可能性があるなら、今からできることをしておいた方がいいんじゃない??
私の老婆心が激しく叫んでいる。
イメージを持つために、まずはオーキャンに
大学ってどういうところで、どんな勉強ができるのか。なにかイメージが湧けば目標が立つのではないだろうか?
とりあえずオープンキャンパスに行ってみよう。何かが動くかもしれない。
三者面談で担任の先生とお話しした時も、「オープンキャンパスに行ってみるのはいいかもしれません」と言われたので、よし!とスイッチが入った。
それから、その時点で応募できる近隣の大学を調べて、ほとんどの大学は締め切っていた中、一つだけ再募集をかけているところがあって滑り込んだ。
オーキャンvs部活
しかし新たな敵が現れた。オープンキャンパスの日は運悪く国体選手との合同練習の日に当たってしまっていた。
ー 2日あるうちの初日。1日くらい休んでもいいんじゃない?
「部活に行きたい」
ハッキリとした意思でそう告げられた。国体選手と練習できる日なんてそうそうない。絶対に出たい。
ー 国体選手との練習が大事なのもわかる。いま、部活をやりたいのもわかる(そのために選んだ学校だもんね)。だけど、いまここで大学を見ておくことは、進路選択する上で絶対役に立つ材料になるはず。来年の今頃こそもっと部活が大事だろうから、今年行っておいた方がいいと思うよ。
「部活に行く」
「なら、大学行かない」
「部活をしたい」
完敗である。
今vs未来
長男にとっては「今」の比重が非常に高い。それは小さいときからずっと変わらずで、やりたいこともやりたくないこともはっきりしている。
少し先の未来のために今をガマンする、という考え方がまったくもって抜け落ちている。
今どきの日本人としては珍しいタイプだと思う。
そんな彼を私はとても尊敬している。周囲と、多少摩擦は起こすけれども、それでもその強い意思で人生を切り開いて行ってほしい。そう願ってそのまま大きくなれ〜と思って接してきて今日に至る。
だけどやっぱりモヤモヤする!
それは、長男の「可能性」を広げてあげたい。。。!と思う気持ちがあるからだと思う。そのために私が親という立場でできることがある、と思っているからもどかしいのだ。
みんなこうやって葛藤しているんだろうか。私の親も葛藤してきたのだろうか。
まだ一縷の望みにすがってオープンキャンパスの予約はキャンセルしないでいる。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました😊
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?