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とへはたへ jade公演

コロナ禍の初期に延期中止となり4年の時を経てやっと観に行くことができました。
全体的なストーリーもわかりやすく、演出や効果も個人的に好きな感じでした。シリアスなシーンとコミカルなところもバランス良い感じで程よいテンポで進行していたように思います。
一の重の箱(衝立て?)の使い方が面白くて箱に見えたり仕切りに見えたり変化していく中でダンサーの方の動きも変わっていいくので楽しみながら見ていました。照明の効果もあってものすごく細いところで踊られているような不自由さがまた素敵でした。
一の重のラストの空が落ちてくる(?)直前、大好きなパフォーマーの方がソロっぽく動かれたあと手をまっすぐ伸ばしてこられたときにちょうど真正面でしたのでドキドキしました。惚れてしまいそう。

ニの重でのゲストの方々の神秘的な雰囲気が作品ともあっていて素敵でした。お面の効果とかもあったけど生身の人の表情と能面の角度でつけられる表情と後ろ姿なのになんとなく想像ができるような表情と動きの中で変わっていく表情と、客席から観ていても伝わってきました。きっと何度かみているとこれも違った表情に見えるのだろうなぁと思います。

それぞれの重の境目にあった運動会みたいなシーンも好きでした。一の重の時に「月」役をやってた男の人が面白かったです。オタクっぽい感じなのに動いたらしっかりダンサーなのがギャップで笑えました。
三の重の時はバーティカルのしーんがあったので地上(?)の方たちには申し訳ないけどついついそちらの動きを追ってしまってました。それいけーって煽ってる? もしくは応援してる? 感じがキュートでコミカルで面白かったです。あのシーンは壁を使ってることもあって昭和テレビ番組のコントみたいに違う角度から撮ったシーンみたいにもみえました。視覚的効果が面白い

三の重の時のグリーンのお衣装も素敵やったなぁ…。
jadeの3人の方々の事は私の方から一方的に知っているだけで直接は接点がないのですがどの方もとても素敵で魅力的な方々です。
ほんとに素晴らしい公演でした。ありがとうございました。

#とへはたへ #jade公演 #20thAnniversary #十重二十重 #扇町ミュージアムキューブ

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