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一人旅で得られる自由とは



こんばんは。
あっという間にオランダの3日間が終わり、アムステルダムからベルギー・ブリュッセルへ。
とうとう最後の国になってしました。早すぎる。

オランダは今回の一人旅で最も来たかった観光地で
キューケンホフのチューリップと風車を死ぬまでに一度観たいと思っていたのが,思ったより早く叶ったようです。
ずっと観たいと思っていたものを目にし、その感動たるやいなや。
生きててよかったと、働いてきてよかったと、心から思った瞬間でした。




アムステルダムの中心地も、運河が広がり川沿いの街並みが本当に綺麗で、トラムやメトロで移動すれば早いものを倍以上の時間をかけてお散歩してしまいました。





アムステルダムは言わずとしれた大麻王国。友人からはせっかくオランダに行くならと勧められていましたが、少し歩くとマリファナの香りが漂ってきて,健全なことにその匂いを嗅ぐだけで頭が痛くなりそうだったのでコーヒーショップ(現地では大麻が吸えるお店)はスルーさせていただきました。


オランダは伝統料理というものがあまりないようで、レストランでご飯を楽しむというよりは,名物のクロケットやワッフル,ニシン,アップルパイなど食べ歩きを楽しんでいました。






何より長年の願いがひとつ叶い,心から幸せを感じております。
また絶対戻って来ようと誓いオランダを去ってきました。




この2週間あまりの周遊旅行を経て、
言わずもがな、いや、おそらく私は自由を求めて旅にでているのですが、その自由とは一体?と考えていました。


・ひとりで好きなところを選んで観光できる自由
・普段食べられないものを好きに選んで食べられる自由
・誰も知らない土地で誰に見られるともなく好きな行動ができる自由
・旅先はもちろん,宿泊先や交通手段なども全て好きに決められる自由
・話す相手を選べる自由,様々な国の人と出会える自由


上記のように、自分のお金や時間を好きに使うことで得られる自由はもちろん、
おそらくわたしは、自分の背負う責任から逃れることで得られる自由 が欲しいのではないかと思います。

学生時代に、教師から“自由には責任が伴う”と教わったことを記憶していますが、無論、海外旅行中も全ての責任は自分にあることを自負しながら生活しています。

しかし海外にいると、その非日常的な空間によって、就労の義務から逃れ、そして結婚や出産といった自分の将来からも逃れられ、そうやって一定期間の現実逃避をすることで心の休息を図っているのだと思います。

ヨーロッパにいる期間も残り少なくなり、日本に帰りたくない理由はなんなのか、と考えた時にそんな風に思っていました。
日本に帰れば一気に現実に引き戻され、今後の仕事について、そして年齢的にも自分の人生としっかりと向き合わなければいけなくなるわけで、“何も考えたくない”と心の中で足掻きながら、残りの時間を過ごしております。



ベルギーの滞在は1日のみで、明日にはバルセロナに戻り帰国の準備をします。
寂しすぎる、時間が経つのはこんなに早いものかと驚くばかりです。


早く寝て明日のベルギー観光に備えたいと思います。
チョコたくさん食べようっと。では。




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