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【開催レポート】SF作家・バーチャル建築家と考える未来の学校ワークショップ~前編~
角川ドワンゴ学園では、「バーチャル世界でどんな遊び・学びがつくれるのか」をテーマにプログラムを開催しています。
Metaと角川ドワンゴ学園との連携による次世代XRクリエイター向け教育プログラム「Immersive Learning Academy」の一環として、2022年8月、5日間渡って「未来の学校を考えるワークショップ」を開催しました(協力 : 株式会社MIMIGURI)。ワークショップには、Meta Quest 2の無料アプリ「ShapesXR」を使用しました。またゲストには、番匠カンナ様と津久井五月様をお迎えしました。
1.ゲストの紹介
番匠カンナ様
建築家としての専門性を活かしながら、バーチャルならではの体験デザインを設計。idiomorph主宰。Twitter:https://twitter.com/Banjo_Kanna
津久井五月様
第5回ハヤカワSFコンテスト大賞を受賞。代表作は、植物と人類が共に生きる世界を描いた「コルヌトピア」。
Twitter:https://twitter.com/tsukkuny
2.ワークショップの概要
このワークショップは全5回の日程で行われました。
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Day0 キックオフ 8月4日
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DAY0の前半で行ったのは「メタバースとは何か?」についてのトークセッション。 「メタバース」について理解を深めつつ、「未来の学校で何が出来るのか?」という問いを参加者が運営と一緒になって考えました。
後半では実際にVRアプリ「ShapesXR」で物作りをしました。 ほとんどの生徒がこの日初めて使ったアプリにも関わらず、すぐに使いこなし様々なオブジェクトを作り出しました。
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Day1 8月9日(火)
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この日は、津久井さんに今後の未来の学校作りのヒントになるような考え方や役立つお話をしていただきました。 前回「ShapesXR」で作った空間に入り、みんなで写真を撮ったりと、遊びつつ見て回りました!
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その後はMiroに移動し、グループで撮った写真を見ながら、この空間ではどのような「現実とは違う体験や学び」ができるのか、「未来の学校」でどのような体験・学びをしたいかを考えていきました。
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Day2 8月19日(金)
最初に番匠様にお話しいただき、Day1を参考に各グループの空間コンセプトの案を考えてくださいました。
A:学んだ知識が積み重なって残っていく学校
B:動き回った人ほど学びの理解が深まる学校
C:横になって休むと新しい発見ができる学校
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番匠様の空間コンセプトをもとに、生徒たちはチームで「未来の学校」の詳細を考え始めていきます。この学校でどんなことをやりたいのか、意見を出し合っていきました。
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次に学校のモチーフを決めます。学校をイメージし、どんなモノを作ってみたいかを想像しながら、コンセプトを作り込んでいきました。
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前編の記事は以上となります。後編では、今回考えたコンセプトをもとに「ShapesXR」で未来の学校を制作していきます。記事の最後には、生徒が制作した未来の学校も紹介します。ぜひ、後編もご覧下さい。