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【ワークショップ開催レポ】LUSH 渋谷駅前店さまといっしょにゴミ問題を考えてみました!
はじめに
この記事は、10/25、10/27、10/28に開催されたプログラム「LUSHと考えるはじめてのゴミ問題」の様子をレポートしたものです。
角川ドワンゴ学園では生徒が貴重な中高生時代に様々なことを体験できるように、職業体験やパソコンを使ったワークショップなど、幅広いテーマと方法で生徒向けのプログラムを行っています。
今回行ったプログラム「LUSHと考えるはじめてのゴミ問題」は、LUSH 渋谷駅前店さまとの共同開催という形で行われました。
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LUSH 渋谷駅前店さまは、新鮮な野菜や果物を使った100%ベジタリアン対応の商品を扱う
英国発のナチュラルコスメブランドLUSHを販売する店舗です。
販売する商品の中には、使用する資源を削減するために商品を包装しない”ネイキッド”のものや、資源を再利用して製作する商品があります。
【過去共同開催したプログラムに関する記事一覧】
LGBTQ+ × ワークショップ型プログラム
中3女子がジェンダーについて考えてみた「LUSHさんにインタビュー」
ゴミ問題への第一歩は「できること」に注目
「ゴミ問題」という言葉は多くの人に聞き馴染みがある言葉だと思います。しかし、「実際なにが問題なの?どうして取り組む必要があるの?」と聞かれると、意外と説明にこまる人が多いのではないでしょうか。
そこで、ゴミ問題に触れ、限りある資源をどのように活用するかを考えるワークショップを今回催すこととしました。
身近だけどよくわかっていない「ゴミ問題」について知り、考えることで、生徒自身が「どのような形なら無理なく問題に取り組めるだろうか?」を考えるきっかけとなる時間になりました。
選べるオンラインコースと現地参加のコース
今回のワークショップではオンライン参加または現地参加の2つの参加方法を用意しました。
オンラインコースでは、Zoomを繋いでワークショップを受ける+LUSHさま教材「キャンディバス」(注1)と「ブラックダイヤ」(注2)を自宅で使用してもらいました。
また、現地参加のコースではZoomを繋いでワークショップを受ける+渋谷でのゴミ広い体験・LUSH 渋谷駅前店さまでの「キャンディバス」製造体験とエシカルなお買い物(注3)体験を受けてもらいました。
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どちらのコースを選択しても、
・ゴミ問題について知る
・自分にはなにが出来るのかを考える
・出来る取り組みの一例としてLUSHさまの取り組みを知る
・環境に配慮した製品の一例としてLUSHさまの商品を知る
が体験できるようにしました。
結果、より多くの生徒がワークショップを受けることができました。
ワークショップ終了後には、今後も同じようにオンライン参加、現地参加から選べるようになってほしいとの声もいただきました。
(注1)コットンキャンディが思い浮かぶ甘い香りがバスルームいっぱいに広がるバブルバー(入浴料)。商品の詳細
(注2)日本で初めて世界農業遺産に登録された能登半島、唯一の専業炭やきでつくられた炭を使用したクレイタイプの洗顔料。商品の詳細
(注3)地域の活性化や雇用などを含む、人・社会・地域・環境に配慮した消費行動のこと。詳しくはこちら (引用機能)
Day1 自分が出来ていることに気づく
Day1ではゴミ問題で、自分が出来ていることに気づくプログラムを行いました。
まずは実際のゴミ問題について知ってもらいました。
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知る活動の後は「自分が今できている資源をなるべく使わない生活を振り返ってみよう!」というワークを行いました。
あまり普段は考えない視点から考えてもらいましたが、生徒たちからは「紙や筆記用具を使わず、ドキュメントやスライドを使って授業やワークショップを受けているのは使う資源の量を減らせているね」という声や、「CDを買わずにサブスクで音楽を聴くのは、資源の節約にはなってるね」という声が上がりました。
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Day2 社会の中でできること・他者に頼みたいことを考える
Day1では生徒自身について考えてもらったので、Day2では視野を広げて社会の中でできること・他者に頼みたいことを考えてもらいました。
Day2のワークでは「今後自分たちがゴミ問題を解決するために出来ることはなんだろう?」と考える時間を取りました。
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生徒からは「なるべく必要な分だけ買い物するよう頑張りたい」「詰め替えがある商品はそっちを買えるね」「企業には環境にやさしい商品を増やしてほしい」等の意見が上がりました。
そして、ワーク後はできることの一例の紹介として、LUSH 渋谷駅前店ショップマネージャーの西澤舞美さまより、LUSHさまが取り組んでいることのお話をしてもらいました。
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LUSHさまのポリシーのひとつである「地球をよりみずみずしく、豊かな状態にして次世代に残す」を中心に、そもそもなぜ環境問題含む様々な社会問題についてLUSHが取り組むのか、実際どのように取り組まれていいるのかを、動画を交えながらお話しいただきました。
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オンラインワークショップはここまででした。参加した生徒からは「ゴミ問題の現状と、自分にできることが分かった」「LUSHの商品をもともと好きだったが、取り組みや理念を知ることでもっと好きになった」「無理をせずに取り組めたのがとても嬉しかった」といった感想がありました。
Day3 ゴミの実態とLUSHさまの資源を大事にする製品を知る
Day3では生徒が渋谷に集まり、ゴミ拾いを行うことからスタートしました。
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ゴミ拾いの振り返りでは「タバコ、飲食物のゴミが目立った」「見えないような場所に隠すように捨ててるのかな、と感じた」「ゴミをゴミ箱に捨ててもらえるよう、工夫を施したゴミ箱をつくるといいかもしれない」といった意見が生徒から上がりました。
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そして、いよいよLUSH 渋谷駅前店さまでの体験です。
製造体験では、スタッフさんより説明を受けながらカラフルで甘い香りのキャンディバスをつくりました。
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お買い物体験では、スタッフさんより商品の説明を聞きながらお買い物をする場面も。
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参加者からは「楽しかった!」「実際にゴミ拾いも、LUSHのお店や商品を体験することで理解を深められた」「同じように環境問題に関心のある友達ができました」等の声をワークショップ終了後貰いました。
最後に
今回のワークショップを通して、生徒たちには「無理をせず、前向きにゴミ問題に向き合う」を体験してもらえたように感じています。
ゴミ問題を含む社会課題の解決は、継続して行うことが必要です。
その第一歩として、生徒たちにはこのワークショップを活かしてもらえたら嬉しいです。
未来を生きる生徒たちに世界を知る・学ぶ機会を更に提供していくため、学園と一緒にプログラムをゲストあるいはパートナーとしてつくりたい!という方や団体様もしいらっしゃれば、ぜひお気軽にお問い合わせ頂けますと幸いです。