STORYは現実だった
ネタバレないように書きます!
2021年3月25日 17:30〜
NEWS LIVE TOUR 2020 STORYがついに開幕した。
「2020」と昨年のタイトルのまま、1年越しに開幕したSTORY。
いろいろな思いがあった。
・1年以上開催が遅れたこと。
・一度中止になったこと。
・メンバーが減ったこと。
・オンラインライブもできなかったこと。
ただ、その全部が重なりあったからこそ、1年越しになってしまったけど有観客でライブを開催することができたのだ。
3月25日の公演に入った。
自分がライブするわけじゃないのにこんなに緊張するか?ってほどに緊張していた。
直前までなくなるんじゃないかって恐怖を感じていたんだな、ということにも気付いた。
当日も起きてからドキドキ、中止のメールが来てるんじゃないかと思うくらい追い込まれていた。
それくらい、ライブのある世界は非日常になっていた。
けど、大丈夫だった。
有観客でライブができる現実が戻ってきたのだった。
去年6月のHappy Liveで号泣したし、元々LIVEで泣くのはもはや自分にとって定番だったので、どのくらい泣くだろうか、と思っていた。
が、実際全然泣かなかった。初日のMCで増田さんが私が思っていたことと同じことを言っていたことと同じで、登場から泣かなかった。
それは、STORYをエモいものにしないでくれたNEWSのおかげだと思っている。
STORYは間違いなく現実だった。
ファンタジーの世界、宇宙旅行、デジタルの世界、そして現実だったのだ。
そして、このタイミングで、3人でやることになったライブが"現実"で本当によかった。
NEWSは遠く離れた存在ではない。
同じようにコロナのある世界に苦しみや悔しさを感じて模索している。
そして順風満帆なんかでもない。
10代でキラキラとデビューしたけど、オリコン1位が続いているけど、それでもここにくるまで何度も何度も将来と今について考えただろう。
3人を見ているとそんなことを感じられるから、ずっと応援していたくなる。
STORYに収録の「君の言葉に笑みを」というされている歌がある。
それはファンが夢をつぶやくところから始まる。そこにある増田さんの一言が美しい。
『NEWSの歌をもっと多くの人に届けたい。』
増田さんは誰よりもNEWSを大切にしている人だ。4人になった時に、NEWSの歌が好きだから辞めたくなかった(ニュアンス)ってことを言っていた。
すごく美しいと思う。STORYはそれを感じることができたライブだった。
小山さんもしげちゃんも、増田さんみたいにあらわさないけど、言葉の節々からそれを感じる。
3人はいろんなことを乗り越えてきたからこそ、よりNEWSを大切に思ってくれているのかもしれない。
STORYを経て私が思ったのは、増田さんがこれだけ大好きなNEWSをずっと守ってあげたいということだった。
NEWSを続けるには3人の気持ちだけでは足りないと思っているから。
STORYが最後のNEWSのライブかな、と言っている人もいっぱいいる。わかってる。
けど、NEWSはこれからも新しいSTORYを紡ぎ続けていくから、そこでたくさんのファンを獲得して大きくなっていこうよ、って思える。
NEWSならできる。
自分たちを愛し、大切にし、ファンを愛し感謝を伝える。
そして心からのパフォーマンスを届ける。
それができる彼らにはたくさんの味方がいる。
STORYはエモくない、って言ったけど、必ず泣く場面がある。
最初から最後まで、一秒も目を離さずに、心で受け止めてライブを楽しんでいきたいなと思っている。
NEWSを好きでいてよかったし、これからも全力でNEWSが好きだ。
5月23日の名古屋公演まで、怪我なく、病気なく、中止・延期もなく、みんなで走り抜けますように。