20170613 どうでもいい日記を書くためにぼくらが必要なこと、または雨、もしくは鎖。: Q=X
どうでもいいことを書くにしたって、
①適度な睡眠 と ②それなりの体調 が必要で。
①適度な睡眠を保つためにはそれなりに
a. ゆとりのある仕事のスケジュール と
b. 趣味をほどほどでやめる加減 が必要で、
②それなりの体調を保つためには
c. ゆるやかな運動と
d. ほどほどに栄養のある食事 が必要だ。
つまり我々がどうでもいい日記を書くに当たっては、「どうでもいいことをするための睡眠と体調」を整える必要がある。
だからいまぼくがこうして日記を書けるのは、いまぼくが適度な睡眠と体調がある証拠だ。
そうでないなら、そもそも日記など書ける余裕がない。ぼくがこうして君と文面で相対するはずがない。疲れて寝ているか、転がっている。
さて Q.どうでもいいこと を書くに当たっては、まず ③どうでもよくないこと を除外する必要がある。
Q.どうでもよいこと をいきなり書き始めてもよいが、その範囲がどの程度なのか、多すぎて書けないのか、少なすぎて書けないのか、どちらにしても ③どうでもよくないこと を省けば、それ以外のものは Q.どうでもよいこと のはずだ。
または、④雨が降る からやめてしまうなら、
それはどうでもいいことだ。と言ってよい。
e. 運動会 を雨天中止してしまうのは、「毎日学校に登校する」よりは低く、「総合の科目がつぶれる」よりは高いくらいの、重要さだ。
今日もし雨が降って中止になってしまっても、ぼくらにとってはどうでもよい。なぜなら延期できてしまうから。
f. 火事 になって逃げるのは、雨天中止にはできない。雨が降ってるから止めようなんて言えない。ぼくらが焦げてしまうから。
もしくは ⑤鎖 で縛られてやめてしまうなら、それはどうでもよいことだ。
ぼくは鎖で縛られたら、e. 運動会 はやめる。だけど鎖で縛られても、f. 火事 から逃げることはやめない。
そうすると、
ぼくがどうでもいい日記を書くためには、
I = ①(a+b)+②(c+d) を前提に、
e< ④ <f かつ e< ⑤ <f のとき、
Q= X という式が成り立つ。
ただしここで補足を加えると、
「Q. どうでもいいこと を書く気になれない」
という Y.やる気のないテーマ を選んだら、ぼくは嫌になってやめてしまう。運動会はどうでもいいが日記を書く気にはなれないし、逆に f. 火事 は ③どうでもよくないこと だとしてとも、やはり書いている場合ではない。
Y< Q の場合、
I = ①(a+b)+②(c+d) を前提に、
e< ④ <f かつ e< ⑤ <f のとき、
Q= X という式ができる。
ぼくは今回Qを書くに当たって、
Xを求めるのではなく、
Xを求めるための式を探した。
それは音楽家が、
恋という言葉は使わずに
恋について作詞をするようなものだ。
どうでもいい日記を探すことは、
作詞家が恋を描くことに似ている。
ぼくはそのように思う。