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大学病院-1年目-

クリニック男性看護師本田です。

三次救急の大学病院に入職しました。実家から高速道路を使用し車で40分。地元から出る気のない私は、実家からの通勤を選択しました。

新人研修では「社会人とは・・・ふにゃふにゃ」。全然覚えてない。研修一切覚えてない。

そして最終日にようやく配属先の発表。

成長する病棟のイメージは「救急」、「ICU」、超急性期病棟。とりあえず希望しましたが、配属先は

婦人科/血液内科! どうした。

星の数ほどでないにしても、多く診療科がある中でそれですか。と。

人事課は「私に期待していないな」という感情が一瞬にして大きくなったことはよく覚えています。

配属者は私と同期の女性の2人のみ。ただ、配属先には大学時代の友人が数人おり、業務について教えてもらったり、仕事の愚痴を言い合う場があり、非常に恵まれていたと思います。

初めての患者受け持ち、手術後管理、化学療法、各種検査、採血等々、覚えることは山ほどあって、

超刺激的!


なんて、微塵にも思わなかった。

患者・家族に「ありがとう」って言われて、やはりよい職業だなと再確認できた1年目。

丁寧に教えてくれる先輩がいる一方で、なぜこの先輩はこんなにイラついているのか。注意や指導に「感情」が含まれるのはなんでだろう。そんなことを思いながら、先輩方の機嫌をうかがったりしていた。休みの日には看護情報サイトの1年目の悩み掲示板を見て過ごした1年目。

休みの日には飲んで騒いでサッカーしかしなかった1年目。

「○○な看護師になりたい」なんて理想像も見つからない1年目

それでも病棟チームスタッフに共通していたことは

「治療を終えて退院させる」、「悔いのない生き方をしてもらう」

目指すゴールを共有し、色々な先輩の考えを学び、「とりあえず人の(患者と先輩)役に立ちたい」という思いが継続していて働けたのだと思う。

半年で体重が10kg減少しながらも、1年目をなんとなく乗り切り、

2年目に突入していくのである。


※ご覧になって頂きありがとうございます。

 写真はオーストラリアの都市パースでの1枚

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