ヴァイスシュヴァルツブラウ初心者向けデッキの作り方
こんにちは。元ヴァイス勢、今はブラウ勢のなるせです。
ヴァイスシュヴァルツブラウ、だんだん様々な作品のブースターが発売されるようになりました!
スタートデッキと違ってブースターだと様々なカードから50枚を選んで自分でデッキ構築をしないといけません。
ブラウでヴァイスシュヴァルツをはじめた子から「デッキ構築どうしたらいいの?」って質問をもらたので、先日びぎなーわーるどで行われたプレトリコロールの入賞デッキを参考にデッキの作り方について解説したいと思います!
デッキ構築のルール
まず、ヴァイスシュヴァルツブラウのデッキ構築にはいくつかのルールがあります。
1つ目はデッキには同じカードは4枚までしか入れられないこと
2つ目はデッキは絶対50枚にすること、多くても少なくてもダメです
3つ目はクライマックスは必ず8枚入れること
になります。
なので、デッキ50枚中 キャラまたはイベントを42枚、クライマックスを8枚入れてデッキを作ります。
色の話
ヴァイスシュヴァルツブラウには4色の色が存在します。
黄色(トパーズ) 緑(エメラルド) 赤(ルビー) 青(サファイア)
の4色があり、0レべルはどの色でも出せますが、1レベル以上のカードとクライマックスは条件を満たさないとプレイすることができません。
条件はレベル置き場またはクロック置き場に出したいカードと同じ色のカードがあることです。
なので、4色をぐちゃぐちゃに入れてしまうと出したいカードが色のせいで出せなくなってしまうので注意が必要です。
だいたい1レベル以上のカードは2~3色くらいにすると良いです。
各レベル帯でやること
次にヴァイスシュヴァルツブラウでは、各レベル帯でどんなことをすると強いのかについて解説したいと思います。
ヴァイスシュヴァルツブラウでは0レベルから3レベルまで4段階のレベル帯が存在します。
ダメージを受けてレベルがあがるごとに出せるカードが増えていくのがヴァイスシュヴァルツブラウの特徴です。
0レベルはバトルをするアタッカーと、今後の戦いを有利に進めるための準備のカードをデッキに入れます。
具体的には、手札を増やすことのできる集中、手札を好きなカードと入れ替える効果を持っているものなどをいれます。
また0レベルは最初から最後まで使うことができるカードなので最も多くデッキに入れることが多いです。デッキコンセプトにもよりますが、16~20枚くらいはいれたいところです。
レベル置き場にも0レベルのカードを置くことが多いので、今後のレベルで使いたい色と同じ色をデッキにいれるといいです。
1レベルはヴァイスシュヴァルツブラウのメインのポジションです。この1レベルをどう過ごすかで勝敗が左右されることも多くあります。
しかし1レベルから色のルールが追加されるので注意が必要です。
主に1レベルではクライマックスコンボを持つカードとサブのアタッカー、そしてカウンターを入れることが多いです。
今のブラウでは500のわずかな差がバトルステップの勝敗を決めるので、カウンターもキーカードとなります。
1レベルはだいたい10~15枚くらい入れると良いです。
2レベルは3レベルの準備をすることが多いです。
なので、2レベルのアタッカーというよりは、後列などサポートのカードをデッキにいれることが多いです。2レべのアタックは0.1レべで行うか、今のブラウでは各タイトルに条件を満たせば2レベルでも出せる3レベルが用意されているので、その3レベルを登場させて行います。
なので、2レべルのカードは全体の中で一番少ない枚数であることが多いです。
3レベルはいよいよゲームの終盤、いかにして相手を先に4レベルに上げて勝利するかを考えるレベル帯です。
相手にダメージを与えることも大事ですが、自分が倒されないことも大事なので、回復を持っているカードを使用することが多いです。
このカードで回復する、このカードで相手を倒すとそれぞれの役割を決めてデッキに入れると良いです。
枚数は6~10枚くらいまで、2レべで出せる3レベルを含む場合は多めに入れても大丈夫です。
実際のデッキレシピを見る
※デッキレシピ→デッキの中身、構成のこと。
さて、では実際にデッキレシピを見ながらどんな構築にするといいかのお話をしたいと思います。
今回は、プレトリコロールで入賞したがんもさんのA3!のデッキを参考に、どんな構築が強くて戦いやすいのかについて解説したいと思います
主軸を決める
デッキ構築でまずしたいのは主軸として入れたいカードを決めることです。
好きだなと思ったカードや好きなキャラなんでもいいです。
強いていうなら、クライマックスコンボを持っているカードを先に決めると構築がしやすいです。
今回のがんもさんのデッキでは、クライマックスコンボは1レベルの「満開プレシャス 兵頭十座」
3レベルの「人生イージーモードなネオヤンキー役者 摂津万里」が入っています。
十座は控室のカードを回収する効果、万里はアタックとは別に相手に1点ダメージを与えてより勝利に近づく効果を持っています。
ブラウではクライマックスは1ターンに1枚しか使えないため、同じレベル帯でクライマックスコンボを入れるとかみ合わせが悪くなってしまい、おすすめできません。
できるだけ別のレベル帯のクライマックスコンボを入れるようにしましょう。
色の決め方
次に使う色を決めていきます。
クライマックスコンボを持つカードがどちらも黄色なので黄色は確定。
このデッキでは、2レべから緑、3レベルから赤と色が増えていきます。
このように色を複数色する場合でも、レベルごとに1色ずつ増えていくとレベル置き場に何色を置けばいいかもわかりやすいし、色がなくてカードが出せない(色事故)を防ぐことができます。
主軸以外の色の決め方ですが、基本的には3レベルになったときに主軸の色だけでは足りないことを補うためにほかの色を入れていきます。
今回のA3!のデッキでは、黄色の万里は回復もダメージを与えることもどちらもできて強いのですが、さらに相手を追い込むために追加ダメージを与えられる「満開プレシャス 茅ヶ崎 至」も加えていきます。
また、2レべの段階で回復ができるとより自分の寿命が延びるので、「満開プレシャス 卯木千景」も採用していきます。
こうして3レベルに赤を追加することを決めました。
2レベルには3レベルをより有利に戦うためのサポートを入れていきます。
このデッキでは「満開プレシャス 兵頭九門」が採用されています。
黄色には2レベルの後列になるカードはいません。
また赤の「満開プレシャス 佐久間咲也」は前の3レベル以上にパワーを+2000する。とパワーをあげる対象が違います。
咲也と九門どちらを採用するかは好みの部分もありますが、A3!のカードでは、0レベルの緑のアタッカーとして「満開プレシャス 皇 天馬」が優秀なのと、
十座との絆を持っている「開花の軌跡 兵頭九門」も緑なので、
緑の条件を満たしやすく、2レベルの九門も問題なく採用できます。
このように、上のレベル帯のカードを決める際に、0レベル帯のカードの色から「これを入れても色事故にならないかな?」と考えてどのカードを採用するか決めることもあります。
色の条件がある1~3レベルのカードとクライマックスが決まったので、あとはレベル置き場においても問題ないように0レベルも対応の色のカードを入れていきます。
がんもさんのデッキでは、上位のレベル帯では使用しない青色の「開花の軌跡 月岡 紬」が採用されています。
デッキの色としては使われないですが、それを踏まえてでも効果が強いためA3!でのデッキでは頻繁に採用されています。
このように、0レベル帯では色を関係なく出せることを活かし、カードの効果が強いものを採用することができます。
枚数の話
どんなカードを採用したらいいかがわかったら、どのカードを何枚くらい入れたらいいかのお話をしていきます
先ほどお話ししたように、ブラウではデッキにカードは4枚まで入れらます。
ただ、どんなカードもすべて4枚入れることはおすすめできません。
なにを何枚入れるかはかなり個人の趣味が出ますが
4枚
・ゲームの序盤に絶対引きたいもの
・盤面に数多く出したいもの
・デッキのコンセプトを支えるもの
・クライマックスコンボのもの
3枚
・前列に1~2枚出したいもの
2枚
・1枚は必ず出したいもの
・コストをかけて回収するほどではないけど、欲しいときに手札に準備しておきたいもの
1枚
・必要な盤面がかなり限られるけど、あるとバトルを有利に進められるもの
ちょっと具体的じゃない部分もありますが、なんでも4枚入れればいいってことじゃないってのが伝わると嬉しいです。
ヴァイスシュヴァルツブラウでは、カードがクロックややストックなど様々なところに移動します。しかし、回収しやすい位置は控室または山札の中なので、特にストックに欲しいカードがいってしまうとなかなか手札に戻すことができません。
なので、前列に2面出せれば十分かなと思うカードでも予備を含めて3枚入れておくと安心かなと思います。
あまりカードの種類をあれこれ入れるよりは、種類を絞って1種類を多く入れる方がゲームの動きが定まり作戦を立てやすくなります。
強いプレイヤーでも最初から構築が完ぺきに決まるわけではなくて、対戦したり新しいタイトルが出たらその都度構築を見直します。
料理のレシピと同じで研究を重ねてデッキレシピはできあがります。
こんなカードを入れよう
実際にどんな効果のカードを入れたらいいかについてですが
集中
手札入れ替え
クライマックス入れ替え
クライマックスコンボ
カウンター
回復
詰め
が入っていればだいたい大丈夫です。詳しく説明しますね。
集中
指定の枚数カードをめくって、その中にクライマックスがあったら特定の行動をするという集中。
集中はできたら控室を回収する集中がいいです。
ブラウではドロー(山札から1枚引く)の集中もありますが、ドローだと欲しいカードが来るかわからないので、ほしいものを確実に拾える控室回収の方がいいです。
手札があることはカードゲームにおいてとても重要です。戦うのに武器があった方がいいですよね。
そんな手札補充をしてくれるので集中は必ず入れておきたいです。
手札入れ替え
登場時にコストを払うと控室または山札のカードと手札を入れ替える効果を持っているカードがあります。
これは自分の手札を欲しいときに欲しいものに入れ替えらえるので大事です。
クライマックス入れ替え
クライマックスコンボを使用したいのに、手元にあるのはそれとは違うクライマックスだ!ってなったときにコストを払うと控室のクライマックスと入れ替えられる効果を持っています。
クライマックスコンボを打ちたい、大事な場面を支えてくれるカードになります。
ただ、そんなに連発はしないので1~2枚あれば十分です。
カウンター
相手からフロントアタックされたときに自分のキャラクターのパワーを上乗せするカウンター。
効果の中に「相手をリバースさせたら、〇〇をしていいよ」というものが多くあるヴァイスシュヴァルツブラウでは、倒されないことで相手の作戦を崩すこともできます。
4枚入れる必要はないですが、必ず入れておきたいカードです。
回復
ブラウでは相手を倒すことも大事ですが、その前に自分が倒されないということが大事です。
回復は主に3レベルのカードが登場時などに持っている効果です。
A3!の千景のように早出しができる回復は、2レベルに留まる確率をあげるため、採用率が高いです。
また、2レベルの後列で起動効果で回復するカードもあります。
これもストックの余裕があるときに使うととても強いです。
詰め
相手を倒すカードです。
通常ダメージとは別のダメージを与えられるカードや、倒した相手をクロックに送る効果などを指します。
タイトルの強さ比較としてこの詰めができるカードを基準とすることも多いほど重要なカードです。
さいごに
長くなってしまいましたが、デッキの構築は試合前のチーム作りです。
自分のチームにどんなメンバーがいて、どんな強みがあって、こんな場面ではこういう作戦で行くというのを決めておくと勝負に勝てるような気がしませんか?
ここで話したことを参考にするのはもちろんいいですが、好きなカードで戦うのももっちろんOKです!
推したちとともに戦える楽しいカードゲームがヴァイスシュヴァルツブラウです!
自分の愛をどんどん出してバトルしましょう!
ご覧いただきありがとうございます。
基本的にはTwitterで生きています。
@nrs8ware
ブラウに関することを発信していきたと思っているので、どんな小さなことでも質問とかあったら聞いてください。
ブラウのユーザーがひとりでも増えたらいいなの気持ちです。
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