🌈
いつか行ってみたいな…と思って4,5年過ぎていた…
今年こそはと思えば過労で行けなかったり、
今年こそはと思えばコロナでウェブ開催だったり、
今年こそはと思えば当日券売ってなかったり…
なんだかそんなのが続いて当事者意識も薄くなり、普通に生きてるしどうでもいいのではと思っていた。
Twitterでそれ関連のことをツイートして、あれだけ学校で一緒にいたそのリア友が縁を切ってきたことがショックだったことを今も引き摺っていがちなので…
あいつ思想が強い人になったんだな!とか思われたくなくて、ひっそりと暮らしていたんですけれども。
ある日Twitterを見てたら、ふとボランティア募集中のツイートを見掛ける。
レインボープライド(レインボーパレード等を行うイベントの事)のボランティア。
ボランティアスタッフなんぞやった事ないけど、コミケのスタッフは楽しい!って言ってる輩の話は聞いたことあったから、興味本位で参加。
顔合わせにも言ってみたが、簡単な議題交流をしたらみんな意識が高過ぎてクソビビる…
みんな「あなたは「変わるまで続けたいこと」はなんですか!」
わい「(障害は何しても治るもんでもないし、運だしなぁ)変わらないでいて欲しい事であれば、飼い猫が永らく健康でいてくれる事ですかねぇ」
そんなこんなでイベントスタッフをしてきた。
前職では🌈の人に囲まれて毎日過ごしていたので、特段🌈の人達にビビり散らすことは無かったが、
お客さん一人一人が自分のやりたい姿でいることにすごく勇気を貰った。
投げキッスやウィンクで挨拶を返してくれる外国人の方と話す機会なんてもうなかなかないものだ…
みんな肩にかけるレインボーフラッグやそれぞれのセクシャリティの色やアイテムを使い、パレードに繰り出して行った。
なんかそれを見守るのがすごく楽しくて(物販係をしてたのでみんなグッズを買う)
もちろん、日常使い出来るトートバッグやスマホリングやら缶バッチも大量に売れて、
想像以上に忙しい事にびっくりしたのもあるし、こんなにも🌈の当事者やアライ(🌈の理解者)がいる事に驚いた。
最近は全然思ってなかったが自分のセクシャリテイも応援して貰えてるような気持ちにもなった。
そして自分は、当事者と言うことを主張して周りからの理解を得たいというよりかは、周りにいる人の多様性を尊重したい。と思ってることに気づいた。
国籍や性別や障害なんて、全部普通になってくれればいいだけ…
純粋に和気あいあいとスタッフ仕事できたことがすごく楽しくって、躁なんじゃないかってくらい最後まで働いてしまった。
目的は友達作りたいってことでもなかったし、その場その場で色んな人と交流しながらイベントを成功させられて感無量。
学生時代を上回る文化祭感だった。
みんなでスタッフTシャツもお揃いだったし。
10代の子や孫がそこそこ大きくなっていそうな年代の人とも一緒に仕事するなんてことも、中々無い…
ただひとつ残念ポイントをあげるのであれば、スタッフ教育動画や打ち合わせが散々あったにも関わらず、スタッフ内で私語をめちゃめちゃしてきたり、性別を決めつけて、挙句に可愛い可愛いって言って追い付け回してくる人が居た…
自分が可愛いと思った子には、自分の武勇伝を仕事中でも永遠と話し、可愛い女の子なんだから重いもの持っちゃダメ!なんて言う。
人として終わってんな…と思い、逃げるようにそそくさと帰路に。
やっぱりこういう場だと、仕事の役職みたいなのがスタッフ内では無いから、年齢マウントとか男>女みたいな価値観でしか生きてない人はやりたい放題してくる。
マジで許せん…
とも思ったけど、もしかしたら日常生活では可哀想な人かもしれないから仕方ないか…なんて思ったりした。(悪意)
ここ最近個人的に調子が宜しく無さすぎて、仕事に支障出まくり上司に迷惑掛けまくりだったから、
なんかこんなに自分でも「出来る事」があるんだ~
という自己肯定感も爆上がりした。
社会性ランクめちゃめちゃあがった…
まさかのイベント参加ではなくスタッフ参加でデビュー…
このまま運営陣にもなってしまいたいと思ったくらい、このイベントが好きになってしまった。
生で美川憲一も見れたし、幸せだった。
自分がそのままで居ていいんだと思えるきっかけともなった動画を提供してくれた、YouTuberの奏太君とか
結構元気をくれる、竹下パラダイスのだーごとしんじくんとか
有名なインフルエンサーも見かけることが簡単に出来てしまい…
東京すげぇ代々木公園すげぇってなった。
以上、TRP2023 ことtokyo rainbow prid でした。
(毎日みんなパレードしていて欲しい、鮮やかで綺麗だから。これが日常になればいい)