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25歳になった今、思うこと。
みなさん、こんばんは。
「野ブタ。をプロデュース」のドラマが再放送されていますね。
わたしの毎週のたのしみになっています。
そんな野ブタが放送されていた当時、わたしは中学生でした。
主演の亀梨くんや山Pにきゃーきゃー言って、「○○ちゃんはどっち派!?」なんてやりとりを友達としていたのを覚えています。
そんな野ブタですが、大人になって改めて見ると考えさせられることが多くて…
子供の頃はこのドラマを見終わった後、なんだかモヤっとした気持ちというか、喪失感?のようなものを感じていたのですが、大人になった今、再度ドラマを見ていて、その形の無いモヤモヤがようやく姿を現したような気がします。(伝わるかな?)
まずは、亀梨くん演じる桐谷修二。
この修二がとてもわたしに似ている。
The常識人で、不変を望み、上手く立ち回って何事もなく過ごしている。しかも結構頑固。
彰や野ブタのような常識からちょっと外れた人(自由に生きれる人)が、自分が敷いたレールからはずれたところを進むのを嫌い、思い通りにいかないことに苛立つ。桐谷修二はそんな人。
子供の頃に、「なんだか生きにくそうだなぁ」なんて思っていた "修二" にわたしはいつのまにかなってしまっていたようだ。
そんなわたしも、彰のような"自由に生きる人"にイライラすることが多い。
周りのことを考えず、自分のしたいように行動し、責任感も持たず、ヘラヘラとのほほんとしている人(こう文字に起こすとすごい嫌なふうに相手のことを見てるんだなぁと反省した。)を見ると、
「しっかりしてよ。」
「もっと協調性を持ってよ。」
と自分の中の価値観を押し付けたくなる。
と同時に、羨ましく感じたりもする。
そんなわたしに似ている、修二はこのドラマの中で、成功・挫折を味わい少しずつ成長をしていくが、ある時、人気者からハブられ者になってしまう。
その時に本当に大切なもの、自分にとってかけがえのないものに気づくことができる。とまぁ、こんな感じのドラマ。(めちゃくちゃざっくりだけど)
わたしは子供の頃、このドラマを、
いじめられっ子野ブタの成長物語
として観ていた気がする。
けれども、大人になった今、
野ブタをプロデュースする側の桐谷修二が、
生きづらい世界(しかも学校の中という閉鎖的な世界)でもがき苦しみながら生きる様
を自分と重ね観ていることに気がついた。
そして、こういうふうにnoteに書き起こしたりして、自分を見つめ直す良い機会となった。
最近は、見終わった後に1人でちょっと考えたくなるような、こんなドラマはないような気がするなぁ…(わたしが知らないだけかな?)
この自粛期間がなければ、野ブタが再放送されることもなかったし、25歳という大人と子供のちょうど間の時期に、あらためてこのドラマに出会えてよかったと思った。