今なら素直に言えるよ、「もっとおもしろくなりたい!」って…。
人間の欲っつーもんは、生きていく上でとても厄介な鬼だ。
そして一度でもそれが走り出したら、なかなか止められない。
みうらじゅんスタイルで言うと、カルマはなかなか止めれないってやつ
この間2年ぶりにリリーフランキーさんとzoomさせてもらった。
noteを書き始めたりして、最初は寝転んで鼻くそほじりながら書いてたのに、なんとなく色んな人から褒められ出したら、調子に乗ってきて
もーちょっと、人目につくにはどうしたらいいかを聞きたかったんだ。
じゃあ原稿用紙で手書きで一回超長い字数で書いてごらんって教えてくれた。
そんときは、「東京タワーみたいなかんじですか?!」
「おっけーです、やってみます🎶」
じゃ、またね🎶でパソコンを閉じた。
そこからすぐに文房具屋に走り、(最近マトモな文房具屋が消えていってることもここで知った)
コクヨの原稿用紙(みうらじゅん愛用)を買って受験生ぶりに机の前に座った。
よぉーし!ぱぱっと書いて、驚かそう🎶
腕をまくったその瞬間だ。
小説って、どーやって書けばいいの?
一文字めから手がカッチコチに固まった。
曲がりなりにも部活より続いてる、スマホで文字を書くのと、手を使って書くのとでは、どうやら全然勝手が違うらしい。
とりあえずここは、パクろう!
本棚にあるホコリの被った東京タワーを取り出してパラパラ読み直した。
ふむふむ、最初にこう書いてこーなって、最後はこれで締めたらいいんか。おけ!
構成はとりあえず東京タワーの丸パクリでいこう!
それから4000文字程度を書いたあたりから、また立ち止まった。
今度は内容が全然つまんねー!!!
自分のことを書いていく、いわば私小説でいいよってリリーさんは言ってたから、簡単なもんかとおもってたら、またここでセンスというおっきな壁にぶちあたった。
向いてないかもー。。。^_^
「おもしろくなりたい!」
中学時代、友達が頻繁に大きな声でそう言ってた。
私の通ってた女子校は、おもしろくなくてもいいけど、少しでもつまんないことを人前でしようもんなら次の日から
「お前の席、ねーから❗️」な、世界だったから。
ちょっとでもちやほやされたかったら、普通よりちょっと面白くないといけないみたいな空気があった。
当時は、そんなダサいことよく平気で言えるな!と思ったけど
今ならよく分かる。
でもその世界馴染もうとして面白さを極めていくとその次、卒業した後まったく男の子にモテないという新たな地獄が待ってたんだけどね^_^
話を戻すけど、ほんっと、いつの間に欲がベイマックスくらい膨張してしまったんだろう。
鼻くそほじりながらnote書いてた頃に戻りたい。
でも動き出したカルマは止められない…。
目標ができて、それに向かってがむしゃらに走ることを人は青春と呼ぶらしいけど、なかなか甘酸っぱいのんだけじゃないじゃないかこれじゃあ…。
今までたくさん本を読んできたつもりだけど、なーんのアイデアも浮かびそうにない。
なんだったんだあの読書に費やした膨大な時間は!!私はただただ長い時間かけて文字を追ってただけなのか?何もそこからエキスを抽出できてないのか?
はぁーほんと。何回も言うけど鼻くそほじってた時代に戻りたい。
と、風呂入りながら思って、いつものように独り言をペラペラ喋ってたら
今まで考えてきた中で、最もマシそうな、良い書き出しを思いついた
一番大事なことは、続けること
なのかもしれない
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