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考えとしてのコーポレートファイナンス
あなたはコーポレートファイナンスという言葉に普段から向き合ったことありますか?
私は33歳の時に初めてのこの言葉に触れて、そして学び多くの新しい事を知る事ができてので、思い切って大学院の単科をとりめちゃ勉強しました。
それからというもの、私の投資行動はあらゆる側面でコーポレートファイナンスの知識を取り入れて動いています。
金融商品の価値の算定方法は1つしかない
その商品が生み出す将来のフリーキャッシュフローの現在価値の総和
将来の現金収支を、正確に予測することができたとしても、その割引率変動によって、割引現在価値はいかようにもかわります。
一年後の110万円を、年率「10%」で現在価値に割り引けば、100万円です。
(100万円を年率10%で運用した場合、一年後に110万円になることの逆と言うこと)
また、二年後の121万円を、年率「10%」で現在価値に割り引けば、
やはり100万円です。
しかし、一年後の110万円を、年率「20%」で現在価値に割り引くと、
91万6,000円ほどに低下します。
また、二年後の、121万円を、年率「20%」で現在価値に割り引くと、
84万円までその価値が低下します。
つまり将来のキャッシュフローの割引現在価値を把握する場合
割引率は極めて重要ということ。
では割引率とは、、。
分かり易く言うと
(将来キャッシュフローの)割引率
=(投資家からみた)リスク
=(投資家からみた)期待収益率
(将来はこのくらいは儲かりそうだ)
=(資金の受け手からみた)資本コスト
(投資家はこのこのくらい期待してくるだろうな~という期待価値)
予想される将来キャッシュフローが一定の場合、投資家の期待収益率(リスク認識)が高まれば、割引率が上昇し現在価値は低下します。
※この場合、売上天井が決まっていたり、更にはキャッシュが安定して入ってくる場合の事
株式で例えると、
企業への投資家の期待収益率が高まれば、当該企業の割引現在価値は低下し、多くの投資家は今より低い株価でなければ、投資したくない。となるわけです。
結果、株価は下落しする。
なぜ、、この例を例えたかというと、
投資対象を自分の投資対処に向けてみよう。
例えばコンサル料。
闇雲にコンサルを頼むのではなくて、これをやればこのくらい伸びそうだという事にコミットしてコンサルを頼んだとします。
30万のコンサルを終えて頃には、毎月3万の収益のは固い。
毎年20%で複利運用していけるとして
これが12ヶ月で36万円
2年で432000円
3年で518400円
続く
どう考えても投資判断として価値を高めるものとして投資すべきですよね。
また逆に
この30万は将来毎月3万での収益を生むとすると年率20%利回り
としたら現在価値価値は25万円→これはお買い得
2年後の価値でみると20.8万円
3年後の価値でみると17.3万円
両側面から判断することができます。
これはお買い得な買い物の投資です。
でもここで、このコンサル料なら月に5万円の年間60万で年利50%はいけると予想できたとします。
そうするとそうすると
現在価値は20万になります。
このようにコンサル価値を現在価値に見直すやり方も投資判断の材料になります。
(※株とかで例えると投資家の期待収益が高いと逆に株価下落の原因にもなりますが、、。)
ここ重要なことはどれだけ精度の高い割引率を出せるかという事です
割引率つまり、どれくらいの期待収益を得る事が出来るか予測できると判断はしやすいです。
全てそういう訳ではありませんが、大なり小なり投資判断をする時はこういう事を考える癖をつけておくといいです。
あくまでも数字上の話ですが、誰かにプレゼンや説得する時にはこのような事は非常に役立ちます。
銀行とかは特にこういう数字を元に融資をだしたりするので
必須のこのです。
まだまだ奥は深いですが、今日はこの辺で~