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草津温泉見聞録
残暑が厳しい9月上旬──僕は群馬県の草津温泉を訪れた。日本三名泉に数えられ、恋の病以外は全て効く薬湯として知られている。
酷暑に加え、職場での獅子奮迅の活躍(自称)により疲労を蓄積させてしまっていた僕には、休息の場としてピッタリの温泉だった。
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温泉街の中央に位置する湯畑は、草津温泉を象徴する存在。毎分4000ℓの温泉が湧き出ている。この日も湯けむりが舞い上がっていた。
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夜の湯畑は明かりに照らされていて、昼間とは全く違う表情をみせている。その様子を一目見ようと近隣の宿から観光客が訪れていた。
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夜の温泉街は大勢の観光客で賑わっていた。それにも関わらず秩序は保たれていて、穏やかに、のんびりと過ごすことができた。
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これは宿からの景色。奥に見える山ではアウトドアが楽しめるよう。再訪する機会があれば、温泉街の外にも足を伸ばしてみたい。
今回の旅では、ラビスタ草津ヒルズに宿泊した。貸切露天風呂が最大の魅力で、温泉につかって非日常を堪能することができた。
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最大のサプライズ。草津温泉には熱帯が広がっていた。草津熱帯圏。高さ15mのドームには多様な動植物が生息するジャングルがある。
草津温泉に訪れたならば、この草津熱帯圏に必ず足を運んでほしい。コロナ禍で入園者数が激減し、廃園の危機に瀕しているそう。
僕にできることは、こうして草津熱帯圏の存在を広めることしかない。どうかあの素敵なジャングルと動植物たちが守られますように。