開発記:0–2 Mexによる調査結果
創りたいサイト、Mex。
けっこう、取材なんかもされていて、ネットの記事で取り上げられているのも見かける。開発のヒントだとか、つくっている人の思いだとかを知りたいなと思い、記事を読む日々だ。
今日は、現代の若者が抱える悩みが現れた、こちらの記事を抜粋。
サービスのスタートは2016年。利用者は初年度5.3万人から、翌年2017年で14.2万人、2018年には28.9万人と増えている。やはり、テクノロジーから逃げてはならない。
検索キーワードも集計されていて、若者がどんな言葉でこうしたサイトにアクセスするのかがわかる(画像は元のページから引用)。
「死にたい」「メールで相談」「自殺」「居場所」「妊娠」「相談」「虐待」「いじめ」「学校」「LINE」…
ひらがなの「しにたい」や、「DV」も「死にたい」「虐待」に含めれば、また違った大きさの関係になるのだろうか。
「生活保護」や、「LGBT」なども小さく出ている。これまで目を向けられることが少なかったような社会的な課題も、声を上げる場所が生まれることで、目に見える形になって現れてくる。
想像の範囲のキーワードといえばそうかもしれないが、それを確かめる、数字として出す、という行為は重要で、貴重だ。
「本当にあるのか?」と問われることに、「あります」と答えられるようにすることも、この業界に関わる者が努めるべきことなのだろう。
しかし、そうか。困っている子どもって、こういう言葉を使うんだな。
若者のネット文化を知ることで、アクセスできる若者は増えると思っていたが、それは実証されているな。
もちろん、こうした情報も参考に開発を行っていきたい。
2016年時点では東京都内のサービスだった模様。
2017年には全国版になり、コラムの配信を開始。
2019年には動画を制作・公開。以下のことを加えてリニューアルオープン。
リニューアルのPOINT(記事から抜粋)
1. 相談先を探す際のカテゴリの見直し
より自分の悩みに合った相談先をみつけ易くするためにカテゴリ数を25から30に増やしました。
2.「お気に入り」機能の追加
気になった相談先やよみもの、動画を「お気に入り」としてマークできるようにしました。
3.「意見箱」を「気持ちを吐き出す」に変更
サイトへの感想・意見に加えて、今の気持ちや悩みをその場で吐き出すことができます。
4.「動画」ページを新たに設置
わかり易い動画コンテンツを今後充実させていくため、新たに「動画」ページを設けました。
年単位での機能追加に、ちょっと肩の力が抜けた笑
今の自分が見ている立派なサイトも、「積み重ね」の結果なんだな。