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INFP(仲介者)の性格と相談援助職の適性について

こんにちはケアフルの管理人です。
昨日はお休みをいただきましてありがとうございます。
今日はINFP(仲介者)の性格と相談援助職の適性について調べてみました。

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INFPの性格について

INFPは、MBTI(マイヤーズ・ブリッグス・タイプ・インディケーター)における16の性格タイプの一つで、以下の特徴があります。

基本的な特性

  • 内向的(I): 自分の内面を重視し、独りの時間を必要とします。

  • 直観的(N): 未来や可能性に焦点を当て、全体像を把握する能力があります。

  • 感情的(F): 感情や価値観を重視し、他者の感情にも敏感です。

  • 柔軟性(P): 決定を急がず、状況に応じて柔軟に対応します。

強み

  • 理想主義: 高い理想を持ち、正義感が強い。

  • 共感力: 他人の気持ちを理解し、思いやりを持って接する。

  • 創造性: 芸術的な才能や独自の視点を持ち、創造的な表現を好む。

  • 独立心: 自分の価値観に基づいて行動し、他人に影響されにくい。

弱み

  • 過度の感受性: 批判に対して敏感で、傷つきやすい。

  • 決断の遅さ: 選択に迷いが生じやすく、決断を下すのが難しい。

  • 現実逃避: 理想と現実のギャップに苦しむことがある。

  • 社交不安: 大人数の集まりや社交的な場面で緊張することがある。

人間関係

  • 深いつながりを重視: 表面的な関係よりも、深い絆を求める。

  • 信頼を大切にする: 信頼できる人とだけ心を開く傾向がある。

  • サポート役: 他者を助けることに喜びを感じる。

職業適性

  • クリエイティブな分野: アート、ライティング、音楽など。

  • 人を助ける仕事: カウンセリング、教育、医療など。

まとめ

INFPは、理想主義者であり、感受性が豊かで、他者への深い共感を持つ性格です。自分の価値観に基づいて行動し、創造的な表現を通じて自己を表現することを好みます。

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基本的な性格を踏まえて、次は相談援助職としての適性についてです。

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INFPの相談援助職としての適性

INFPは、その性格特性から相談援助職において非常に適した資質を持っています。以下に、具体的な適性を示します。

1. 共感力

  • 他者の感情理解: INFPは他人の気持ちを深く理解し、共感する能力があります。これにより、クライアントのニーズや悩みに寄り添うことができます。

2. 非判断的な姿勢

  • 受容的な態度: INFPは他者を批判せず、受け入れる姿勢を持っています。これにより、クライアントが安心して自分の気持ちを話せる環境を提供できます。

3. 理想主義

  • クライアントの成長を支援: INFPは理想を追求する傾向があり、クライアントがより良い未来を目指す手助けをすることに情熱を持っています。

4. 創造性

  • 柔軟なアプローチ: INFPは創造的な解決策を考えるのが得意です。クライアントの問題に対して独自の視点からアプローチすることができます。

5. 深い人間関係の構築

  • 信頼関係の構築: INFPは深い人間関係を重視するため、クライアントとの信頼関係を築くのが得意です。これにより、より効果的な支援が可能になります。

6. 自己反省能力

  • 自己理解: INFPは自己反省を通じて自分の感情や価値観を理解しています。この能力は、クライアントに対する理解を深めるのに役立ちます。

まとめ

INFPは、共感力、非判断的な姿勢、理想主義、創造性、深い人間関係の構築などの特性から、相談援助職において非常に適性があります。これらの特性を活かすことで、クライアントに対して効果的な支援を提供し、彼らの成長を促すことができるでしょう。
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相談援助職として向いている反面、気を付ける面ついても聞いてみました。
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INFPが相談援助職をするうえでのデメリット

INFPは多くの強みを持っていますが、相談援助職においてはいくつかのデメリットや課題も存在します。以下に主な点を挙げます。

1. 感情的な負担

  • 過度の感受性: 他者の感情に敏感であるため、クライアントの問題や苦しみに対して強く影響を受けやすいです。これにより、感情的な疲労感を感じることがあります。

2. 決断の難しさ

  • 迷いやすさ: 選択肢に対して迷いが生じやすく、必要な時に迅速に決断を下すのが難しい場合があります。これがクライアントに対するサポートに影響を与えることがあります。

3. 自己犠牲的な傾向

  • 他者優先: クライアントのニーズを優先しすぎて、自分の感情や健康を犠牲にすることがあります。これが長期的には burnout(燃え尽き症候群)につながる可能性があります。

4. 現実逃避の傾向

  • 理想と現実のギャップ: 理想主義的な性格から、現実の厳しさに直面した際に逃避する傾向があります。これが、クライアントの問題解決に対するアプローチに影響を及ぼすことがあります。

5. 社交不安

  • 大人数の場面での緊張: 社交的な場面で緊張を感じやすく、特に大人数の集まりや会議での発言が苦手な場合があります。これがチームワークや協力に影響することがあります。

6. 限られた自己主張

  • 自分の意見を言いにくい: 自己主張が苦手で、自分の意見や感情を表現するのが難しい場合があります。これが、クライアントとのコミュニケーションに影響を与えることがあります。

まとめ

INFPは相談援助職において多くの強みを持っていますが、感情的な負担、決断の難しさ、自己犠牲的な傾向、現実逃避、社交不安、限られた自己主張などのデメリットも考慮する必要があります。これらの課題に対処するための自己管理やサポートが重要です。

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今日も見ていただきましてありがとうございました。

どの性格分類の方にも言えることだとは思いますが、良い面や気を付けるべき点の両方をお持ちだと思います。

良い面は生かして、気を付けるべきところは気を付けておくと自分の身を守ることになりますので気に留めておくとよさそうです。

明日からしばらくこのシリーズを続けたいと思います。
相談援助職に向いていると言われなかった分類についても調べてみる予定です。ではまた!

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