【雑記】「地球防衛軍6」のことを考えていたらこうなりました

地球防衛軍6(あるいは5)で具体的に描かれていない部分について、わたくしの妄想をまとめるぜ。6の本編だけじゃなくDLC1"Lost Days"のネタバレもしているから要注意なんだぜ。

※ほんとに思ったことを書き連ねているだけだから実際の設定と違ったりすることも多々あるかもなんだぜ。「そうだったら熱いな」という感想文だと思ってもらいたいんだぜ。




最初の襲撃とタイムリープ


後にタイムリープを繰り返すことになるストーム1、プライマーによる最初の襲撃時は本当にただの「民間人」だった。

人類の9割、いや、9割以上が滅ぼされたが、たまたま生き残った「ストーム1」は、民間人でありながら壊れかけの武器を持って戦うしかないままにベース251へ辿り着き、恐らくそこでプロフェッサーと初めて出会っている。

ある日、基地の近くに巨大なリングが現れ、敵船や怪物が輪の中へ消えていった。その「翌日」に何があったかはわからないが、プロフェッサーは異変に気づいたかもしれない。でも理由はまだ知る由もない。

そしてまたある日、基地周辺の怪物を狩っていたストーム1とプロフェッサーは、たまたまリングの近くに行き、たまたまリングの光る部分を攻撃し、たまたま過去へタイムリープしたと思われる。あるいは能動的にリングの破壊工作を行っていた可能性もあるが、とにかく過去へ戻ったのは2人だけではないか。

過去へ戻ったプロフェッサーだが、自分に何が起こったのか、すぐには理解できない。しかし冷静に周囲を観察し、分析する。明らかに自分は過去へ戻っている。しかも、プライマーが全世界に攻勢を仕掛ける数日(?)前の平和な時に。


※ストーム1の元の職業は不明。あるいは警備員ですらなかった可能性がある。自分はそっち説の方が熱いので推したい。

※ストーム1とプロフェッサーは過去のどこまで戻るのか、プライマーが衛星軌道上に現れた日だろうけど、そこから228基地(および全世界)への襲撃までは少し時間(数日くらい)があったんじゃないかなと思う。プライマーがタイムスリップしてきてしばらく人類側が捕捉できていなかった可能性もありそうだし。



2回目の襲撃と邂逅


過去へ戻ったプロフェッサーだが、俄には信じがたい。自分はどうにかなってしまったんじゃなかろうか…とさえ考えてしまう。そこで思い出す。あの時、近くに誰かいなかったか…。もしかすると、自分と同じ状況の人間がいるかもしれない。そうだ、まずはそいつを探し出すのが優先だ。

「被験者(サンプル)は、多い方がいい…」

しかし、プロフェッサーはもとより他者とのコミュニケーションを積極的に取る方ではない。家族を失い、絶望していたならなおさらだった。あの時、近くにいたのは誰だったのか、わかったとしても、どんな名前で、どんな顔だったのか…ヒントは少なかった。そうしている間に、プライマーの襲撃が始まる。

「2周目だ…」

戦いが始まってしまえば、いるかいないかもわからない「誰か」を探す余裕なんてもうなかった。プライマーの攻撃は、1回目よりも熾烈だった。見たことのない怪物、見たことのない武器が効率的に人類を駆除していった。過酷な戦況の中、一度は失った家族を守るためにプロフェッサーは精一杯だった。しかしそれは叶わなかった。家族を二度失った彼は、再びベース251へ辿り着く。もしかしたら残されているかもしれない、小さな「希望」へ縋るように。

ある日、ベース251に新たな人員が補充された。その多くは武器を持ったこともない、民間人あがりの「クズども」だったが、一人だけ、どこか雰囲気の違う兵士がいた。彼がプロフェッサーを見つけ、歩み寄り、声をかけた。

「もしや…君か…! 本当に…!」

我々はタイムリープした。仕組みはわからないが、きっかけはわかっている。あのリングの光っている部分を攻撃したからだ。あの場所を攻撃すれば、再び同じ事故を起こせば、また過去に戻ることができる。プライマーの襲撃より前に。そうすれば、事前に対策を打てるかもしれない。家族を守ることができるかもしれない…。

リングが現れる日、場所はわかっている。あとは、同じ事故を再現するだけだ。

こうして幾度となく繰り返される、二人の旅が始まった。



2回目のタイムリープ


その日、やはりリングは現れた。そして敵船や怪物が消えていった。その「翌日」に何があったのか、プロフェッサーが何を感じたのかは、やはりわからない。

さらに数日後、あの事故を再現する日だ。ストーム1とプロフェッサーはリングの下へ到達し、光る場所を攻撃。周囲は眩い光に包まれる。

過去に再び戻った二人は、まず連絡を取り合い、二人とも過去へ戻っていることを確認する。ストーム1は警備員を派遣する企業へ籍を置く。何年も激しい戦いをくぐり抜けてきたストーム1だったが、「今」はまだ一人の民間人でしかない。EDFの基地へ潜り込み、武器を手にする方法をプロフェッサーと共に考え、最善手と思われたのが、これだった。プライマーの襲撃に乗じて、武器を調達する…!

そしてストーム1が、警備員として228基地に派遣される日がやってきた。「今日の予定は…」とレクチャーを受けている時、赤色灯の明滅と共に、警戒音が基地内に鳴り響いた。



n回目のタイムリープ


コードN、発令。




※"Lost Days"のとこがよくわからない。死んでから戻った人の記憶はどうなってるのか? でも最初の何にも覚えてない状態に戻るとは設定上考えにくい。恐らく「1つ前のリープまで戻る」んじゃないかなーと思ってる。つまり4週目で死んだとしたら、3週目までの記憶は持っている。「失われた」のはあくまで"Lost Days"の中で描かれた部分だけなんでは。だから"Lost Days"は2〜4週目のどっかの出来事なんじゃないかなーと。

※"Lost Days"ではコードNでストーム1が殉職したあと、恐らくプロフェッサーが一人でリング攻撃してタイムリープしてる。がんばったね〜。でもということはプライマー襲撃初日からリング破壊〜タイムリープまで、ストーム1ではなくプロフェッサーが死んでいる時間軸もあったかもしれない。それでも「どちらか」はリングへ到達し、あの事故を再現したのだろう。2人分の命を背負って戦っている瞬間があったのだ。熱いね〜。

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