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学生インタビュー#06 大田さん
この企画は、奈良県立大学(略称:奈県)に通っている大学生にインタビューし、どんな生活を過ごし、何を感じているのか。大学が発行しているキャンパスガイドからは見えてこない、そんな大学生の実態を高校生の皆さんにお届けします。
※オープンキャンパスではこの他にも、さまざまな企画を行っています。
詳細は公式Twitterまたは、大学HPをご確認ください!
インタビュー企画第3弾は大田さんにお話を伺いました。
ぜひ最後までご覧ください!
奈良県立大学に入学したきっかけや大学生活
―簡単に自己紹介をお願いします。
大田と申します。3回生で、生協学生委員会とバドミントン部に所属しています。生協学生委員会では、委員長を務めました。趣味は、友達と遊ぶことや、バイクで出かけることです。
―それでは、最初の質問です。奈良県立大学に入ったきっかけはありますか。
元々、私立の文系に行くつもりだったのですが、大学の先生から「センター試験3教科でいける国公立大学がある」と勧められて奈良県立大学を知りました。資料を請求して詳しく調べてみると、国公立だったので学費も安いし、アットホームで。地域創造学部という学部にも興味があり「自分のやりたいことができそうだ」と思い受験しました。
―では、奈良県立大学に入ってよかったことはありますか。
そうですね・・・色々な人と出会えたことだと思います。人数が少ないからこそ、密な関係を築けたし、教授との距離も近く、また友達同士の距離も近いと感じます。その友達にも、自分がわからない分野。例えば、ジェンダーや経済学など、学んでいること、興味を持っていることがそれぞれ違うので、その中で自分は何がしたいのか、ということを考え直すきっかけを与えてもらいました。
―奈良県立大学で、これからやりたいことはありますか。
元々、僕は経済学や経営学に興味があったのですが、3年生でコミュニティに興味を持ちました。なので、コミュニティの研究をしていけたら、と思っています。また、コロナ過で難しいとは思いますが、友達と遊びたいです笑
―コミュニティに興味をお持ちなのですね。例えば、具体的にコミュニティのどのようなことを研究したい、というのはありますか。
僕は、「本当に居心地のいい場所」とは、何なんだろうということに興味を持っています。大学に入ってから、色々な人と関わることで、意識するようになりました。そこから派生して、個性というものにも興味を持っています。
―ちなみに、奈良県立大学の居心地は。
もちろん、めっちゃ居心地いいです笑
生協学生委員会での取り組み
―次の質問ですが、生協学生委員会に入っているということですが、その委員会とは、どのような委員会ですか。
生協学生委員会では「日々の生活に寄り添って大学生の生活をよりよいものにしていこう」という名目で、様々な活動を行っています。自分のやりたいことを、大学生の生活に還元できる場であると思います。
―ありがとうございます。では、入ったきっかけはありますか。
生協学生委員会が行っている入学準備説明会に参加した際、担当してもらった人がキラキラしていたからです。とても気にかけていただいて憧れを持って、「自分も、こういうことをしたい」と思い、入りました。
―なるほど。実際に入ってみて、どうでしたか。
先ほどの話にも繋がるのですが、委員会って色々な人と接する機会が多いので、本当に色々な考えに触れることができたことが、よかったです。また、活動に関しても楽しいし、やりがいをとても感じています。また、元々人前で話すことが苦手だったのですが、人前で話す機会が増えて克服することができました。
―ありがとうございます。大田さんは現在、委員長を務められているとのことですが、そうなったきっかけはありますか。
きっかけといいますか、話し合いの結果、僕が委員長を務めることになりました。立候補というよりは推薦で、戸惑うこともあったのですが、1年生の時から委員長等に憧れはあったので、務めることができてよかったと思います。ただ、最初は実感があまりなく、自分が用意してきた資料を使ってメンバー全員の前で発表した時に、「あぁ、自分は委員長になったんだな」と思いました。その後運営をしていくうえで、特にコロナの影響もあり不安もありましたが、皆で考えて決めるようにしていったので、安心感がありました。
―次の質問ですが、アルバイトはどちらでされていますか。
スターバックスで働いています。去年の夏頃から始めました。先輩から勧められて、興味があったこともあり、応募しました。
―なるほど。働いてみて、学びや成長の実感、またやりがいはありますか。
けっこうあります。例えば、スターバックスでは「サードプレイス」(大学や職場、家等以外の。居心地のいい場所)を重視していて、どのように作っていくのか、というのを働きながら考えていくことができます。それが自分の研究テーマにも繋がりましたし。生協学生委員会もそのような場所にしたいという意識を持つようになった、きっかけをもらいました。
やりがいは、常連さんや観光客の方々とコミュニケーションをとれることですね。とても楽しいです。
地域創造学部とは&高校生へのメッセージ
―ありがとうございます。委員会やアルバイト、その他大学での生活を踏まえて、「地域創造」とは何だと思いますか。
具体的な言語化は難しいですが、個人的には「人と人との繋がり」がキーワードになるんじゃないかな、と思いました。大学に入ってから友達、先生、地元の方々といった様々な人と話してその地域のことも好きになれて、人と人との繋がりから、地域創造ができるのではないかと思いました。こういうことが実現できる大学が、奈良県立大学であると思います。
―ありがとうございます。それでは最後に、高校生に向けてメッセージをお願いします。
そうですね・・・自分にとって奈良県立大学は、幅広いことを学べるところだと感じています。なので、色々なことを学びたいと思っている人、具体的に何をしたい、ということが定まっていない方にも、奈良県立大学はおすすめです。受験生の方々、応援しています。
ーありがとうございました!
大田さんへのインタビューは以上になります。
ご協力いただきありがとうございました。
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文章:安村 インタビュー:安村・佐藤 撮影:佐藤