「夜凪」歌詞

追記  曲にしてみました。

這う鳥
窓から消えた
海の匂いが凪いだ
「君を引き留めて」

雪降る
見知らぬ街が
ビルの色味が涙
駅は人熱れか

わけも無い涙の縁で
街の帳が煌めいた
今を生きる感覚を忘れた瞳が
声を捨てる

天井の明かりが
月に見えたんだ
自分の中の哲学が
得体の知れないものになって

思い出廃れた時の思いがいつも
今朝の秋、孤独な露
海の底はさ見えなきゃ無いのと同じで
夜の息が止まった

やらなくちゃいけないことも
自分のことも分からずに
こんな夜中に意味もなく
水を飲んでいるんだ

裸眼の月は雲を抜ける
君と冷気は光を支えて
目下水面の月は君と似てるな
時の震えを感じてる

どれだけ君に会いたくても
海が遮って

君のこと考えると

涙が出る時の感覚のよう
心がじっくりと溢れ出すの

こんなに熱いのに
煙のように風を梳く爽やかな想いが

風が止まった夜の海へ走った
寄る辺ない波を知って
君は今何を…

君のこと考えると

これだけ君に会いたくても
夜が遮って
月の下、海が鳴いているの

君のこと考えると

いいなと思ったら応援しよう!